今、長唄三味線のお稽古で使っているのは、母が昔、使っていたものを修理した三味線です。
ど素人の私が使う三味線なので、一つあればそれで十分なのですけれど、実は天袋を片づけていたら、もう一つ、三味線があったのです。
でも糸は切れていたし、胴体の部分は皮がぼろぼろに破れていたし、糸巻きの部分も半分に折れてしまって、あまりにひどくて、もう捨てようかと思っていたのです。
それでもとりあえず和楽器屋さん(いつもお稽古をしているお店)に持って行ってみました。
あまりにひどい状態なので、「こんなものでも修理できるでしょうか」とお店の人に聞いたところ、修理したらちゃんと使えるようになるから大丈夫、と言われて、お店に預けてきました。
そして2週間ほど経った先日、「できあがりましたよ」と言われたので受け取りに行きました。
するとすっかりきれいに変身した三味線になっているではありませんか。
胴の部分
きれいな布で包まれていて、可愛いわ。
折れてしまった糸巻きも新しいものと交換してありました。
お店の人の見立てでは、「練習用としてはかなりいいもの」らしくて、音もよく響きました。
本当に捨てないで良かったわ。
さっそく手にとってみましたが、これまで使っていた三味線に比べると、ずしっと重たいのです。
まだすぐにはなじまなくて、音合わせがうまくいきません。
でも、これから可愛がってあげるから、いい音を出してくださいね。
2 件のコメント:
わぁぁぁぁ!!
よかったですね。
綺麗になって、すばらしい。
(*^^*)
私も、一度、もう、粗大ゴミにしようかなと思った三味線(一番最初に買った、お稽古三味線)を見事によみがえらせてもらったことがあります。
三味線屋さんってすごいですね☆
延千代さん、私にはこれがどの程度の三味線か分からないのですけれど、布がきれいでしょ?
粗大ごみにしては可哀相ですよね。捨てるに捨てられないですよね。ちょっと費用はかかりましたけれど、ほんと、よみがえると嬉しいですよね。
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