きもの de ソウル ５

＜ナイト・ツアー編＞

オプションで、夕方から出発して夕食に骨付きカルビ焼き、そしてソウルタワーに登るというナイト・ツアーに申し込みました。

ホテルで待っていると、お笑いタレントのような若い男の韓国人ガイドさんが来て、３０人くらいをバスに誘導しました。このガイドさん、やたら日本のテレビで流行っているようなギャグを連発するのだけれど、私はテレビを見ない人なので、何がおかしいのか全然分からず、ぽかんとしていたわ。でも日本語でギャグを言えるなんてきっとすごく日本語を勉強したのでしょうね。

焼き肉屋さんでは真っ赤に燃えた炭火の前に座りました。お店の人が肉を焼いてくれ、ハサミで食べやすいようにカットしてくれました。


肉のたれが着物に付かないように、持参した可愛い手ぬぐいを胸に垂らして食べました。
骨付きカルビは柔らかくておいしかったわ。

こちらは追加で頼んだニラのチヂミ。ニラだらけでびっくり。おまけにすごく大きくて食べきれないほどでした。


手前の黄色い器は娘が頼んだもっこり。私は飲みませんでしたけれど、どぶろくのようなものなのかしら。


この左の食べ物、なんだかよく分からなかったんですけれど、韓国のこんにゃくだとか。

おなかいっぱいになり、体も温まったところで、お次はソウル一高いというソウルタワーまで。

夜も深まり、街のいろんなイルミネーションを見ながらバスは小高い山の方へと向かいました。
雪印みたいで可愛い飾り。


ソウル・タワーはソウル市内の南の方にあり、小高い丘の上に立っています。
バスから降りて、急な坂を１０分くらい歩いたかしら。着物で草履だったけど頑張ったわよ。

みんな、はーはー、ぜーぜー言いながらタワーのふもとまで登りました。
まさにおのぼりさんね。


タワーの高さは２３６メートルだそうですけれど、海抜が高いところにあるので、合わせると４７９メートルあるそうで、そうなると東京タワーよりは高いわけ。


タワーはネオンの色が音楽に合わせて変化してとても幻想的。お月さまもきれいでした。


高速エレベーターで展望台まで行きました。
そこからは街の明かりがきれいに見えました。
３６０度見渡せて、方向別に、それぞれの都市名が書いてありました。
ふーむ、東京はこっちなのね。


平日の夜だったのに、タワーはすごい人ででしたよ。
とくに日本からの修学旅行生がうるさくてうんざり。学生服姿というのはなんだか異様な感じがするわ。

ソウル・タワーから降りて、その後、また東大門にショッピングに行く人たちもいましたけれど、私たちはそのままホテルに戻ってぐっすりと眠りました。


あまりいい写真がないので、小サイズにしました。