「マイサイズにお直し教室」に参加してきました。
場所は、立川駅にほど近いリサイクル着物屋の「五箇谷」▼です。
お教室は、このお店のお隣の部屋です開かれています。
ちょっと早めに着いてしまったので、お店の方に入ってみました。
五箇谷さんには何回かお邪魔していますが、センスが良くてそれほど高額ではないものが、取り揃えてあるお店です。
すると、去年の1月に八王子で「貝合わせ」をした時▼にご一緒した方もいらっしゃり、お互いに「安く買った着物の自慢話」などをして盛り上がりました。
こちらは、お店の方ですが、とても素敵な刺繍の帯をしていらっしゃると思っていたのですが、洋物のプリントの布を帯に仕立てたものだそうです。
さて「マイサイズにお直し教室」では、それぞれ自分が直したい材料(着物や帯など)を持ち込み、そして先生のご指導のもと、寸法を直したり、仕立てたりというお教室です。
ここは月謝制ではなくて、チケット制なので、それが便利だと思って行ってみたのです。
私が持ち込んだのは、タイシルクの帯。
実はこれは去年、キモノモダン▼で買った帯なのですが、すごく長くて368センチもありました。
ここの品物は、「大人カワイイ」がコンセプトで、私の好みがいろいろ揃っているのですが、帯についてはチビの私が締めると、手先もたれも長すぎるのです。
お直しの先生に相談したところ、たれはそのままにしておいて、手先を短くしようということになりました。
私はこれまで全くの自己流で、帯を短くしたり、長くしたりしたことはあったのですが、ちゃんと教えていただくのはこれが初めてでした。
そして、ちょっとほどいたところから手を突っ込み、帯を裏返して、縫い目をほどくという作業から取り掛かりました。
こちらはリッパーという道具で、縫い目をほどいているところです。
帯の芯地を見たのは初めてでした。
茶色い部分は表の生地ですが、ここはお腹の中に入るところです。
これだけカットしました。
そうして2時間半ばかり奮闘して、帯はちょうど良い長さになりました。
この日のお教室には、娘さんの卒業式用着物の裄を長くする作業をされていた方、作り帯を作っていた方、お母様からいただいた色無地の身幅を広げていた方など、それぞれでした。
先生はとても優しくて、一人一人の質問に答えて、的確な指導をされていらっしゃいました。
こういうお教室なら、私にも続けられそうだと思いました。
他にも長すぎる帯もあるし、幅が広すぎる単衣もあるので、なんとかやっつけたいと思いました。
帰宅して、出来上がった帯を締めてみました。
(着ていた着物のままなので、色合わせは適当です。)
手先が短くなって、とても締めやすくなりました。
あと10センチほど短くても大丈夫なようでした。
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この日の装い。
たんすや新宿アルタ店で見つけた1500円の紬。
世田谷ボロ市で見つけた300円の帯。
この帯はなんとなくサイケデリックな模様で、鳥や宇宙人の姿のようなものが見えます。
黒とピンクの色が可愛らしくて買ったのですが、写真写りはよいみたいですね。
いつもながら、安くあげています。
2 件のコメント:
すご~い、としちゃん、1回でできちゃうんですね。このお店面白そうですね。行ってみたいです。着物の幅出しとかも(素人でも)できるのかしら?
kimono熱さん、そうなの、ゆっくりとおしゃべりしながらの手仕事でしたが、すぐにできてしまいました。道具もほとんどお教室に揃っているので、自分の手持ちの針と糸、はさみくらいで始められます。
中学以来一度も裁縫をしたことがなかった、という方もいらっしゃいましたが、大丈夫でしたよ。
ただし袷は面倒かもしれないので、単衣から始めてみたらどうかしら?
チケット制なので、都合のよい時にいけるのが助かりますね。
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