第一の目的はこちらでした。
「長久保赤水展」▼というのに行ってみたかったのです。
この方は江戸時代の地理学者で、あの伊能忠敬よりも以前に、日本地図を作った人なのでした。
こちらの「市政会館」というところで開かれました。
ここは日比谷公会堂のすぐお隣にあるレトロな建物です。
この展覧会はとても面白かったので、またのちほど、詳しくご紹介しますね。
日比谷公園の中は、日なたは暑くて大変でした。
さすがに無人でした。
植木職人さんが手入れをしていました。
セミの声がすごかったですね。
せっかく日比谷公園まで来たので、有名な松本楼に行ってみようと思いました。
最初に入ったほうは、結婚式の二次会などにも利用されるような本格フレンチレストランで、ランチでも3800円もしたので、さすがにパスしようと諦めかけました。
すると、お隣には庶民的なレストランがあったので、そちらに入ることにしました。
メチャメチャに暑かったので、さすがにテラス席は誰も座っていませんでした。
有名なカレーと、ハヤシライスの二つが一度に楽しめるランチをいただきました。
その後は、こんなポスターを見かけたので、行ってみようと思いました。
日比谷公園というのは、かつてはそうそうたる藩の上屋敷があったところだそうです。
中には池もあり、「地形」というのに興味がありました。
ところが、途中でこちらのポスターを見て、これも面白そうだと感じました。
日比谷図書文化館というところですが、こちらに入ることにしました。
大正時代のモダニズムを広範囲に収集した展覧会でした。
入館料は300円。
ほとんど無人で、おまけにとても涼しかったので、じっくりと眺めてきました。
この展覧会も内容がとても充実しているように感じられて、楽しかったですね。
外に出ると暑いので、地下道を通って、東京ミッドタウンのベンチで一休み。
その後は、せっかく日比谷まで来たので、日比谷シャンテの「都粋」▼さんに寄ってみることにしました。
入り口のお人形さんは、涼しげな金魚の模様。
店内に飾られていたのは、麻の反物と手前は夏帯。
水色は魅かれますね。
お店のOさんとあれこれおしゃべりして、目の保養をさせていただいてきました。
夏用の半襦袢をも購入してきました。
私は裄が短いので、筒袖の半襦袢の方が、着やすいのです。
東京に長いこと住んでいますが、日比谷はそれほどしょっちゅう行くことろではないので、おのぼりさん気分で歩いていたら、歩数は、1万歩以上になっていました。
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この日の装い。
地下鉄に乗っている間は寒いので、着物にしました。
ちょいと色が飛んでしまっていますが、ピンクの小千谷縮です。
帯は半巾帯にしましたが、たれが長すぎましたね。
リボン結びという名前がついているようですが、半巾はどうも苦手です。
冷房の中にいると、着物でちょうど良いくらいでしたが、一歩外に出ると、暑くてたまらず、また建物に入って体を冷やして、また外へ、という繰り返しでした。
一日中、オフィスにいる人はさぞ寒いだろうなと思います。
私もかつて大学の研究室にいたときは、エアコンの設定は若い男性の体感に合わせていたので、夏は寒すぎるし、冬は暑すぎるので、そのことが仕事を辞めるきっかけのひとつでもありましたね。
年寄りになると、身体の調整ができなくなる、という証拠かもしれませんが、周囲の気温に合わせるよりも、自分の好きな気温のところにいたいという気持ちが強くなりましたね。
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