どうだんつつじ

このところ、電車やバスを使っての外出は、まるでしていません。
パスモも使わないし、シルバーパスも使わない日々です。

3月中旬から、私の生活の元だったいろいろなことが、すべてキャンセルされました。
「毎日が日曜日」状態になり、かろうじて＜ごみの日＞で、「今日は○曜日」と分かるくらいになってしまいました。

現在の行動範囲は、歩いて行ける範囲のみです。

この日は、足りなくなった洗剤を買いにドラッグストアに出かけたついでに、こちらの公園に行ってみました。
このあたりは今までは自転車コースでしたが、運動不足解消のため、この頃は歩いて行きます。

「鬼太郎ひろば」は、地元に50年以上住んでいらっしゃった水木しげるさんを偲んで作られました。
「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラクターや遊具がある公園です。

つつじがとても見事に咲いていました。

これぞ「つつじ色」といった色でした。

ベンチには小さい子供をあやすおかあさんや、ご近所のおじいさん、おばあさんがのんびりと座っていました。

のどかな風景でした。

どうだんつつじも咲いていました。
この花は、漢字で書くと、「満天星躑躅」と書くようですね。
私は植物の名前は、漢字よりもカタカナよりも、ひらがなで書く方が気に入っています。

ウィキペディアによると、「どうだんつつじ」の「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔、夜間の明かりに用いた灯台（結び灯台）の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたもの、なんだそうですよ。

私の実家の庭にも咲いていましたが、どうだんつつじは、すずらんの一種だと思い込んでいました。
形がパフスリーブ（ちょうちん袖）のようです。
昔は、こんな形の袖の服が流行りましたね。

鬼太郎公園は、とても穏やかで、コロナウィルスの気配も感じられない様子でした。

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「一日一句」

どうだんは揺れるすずらんふんわりと