2020年4月17日金曜日

多摩川を散歩

このところ、運動不足解消のため、家の周囲をお散歩をしています。

近くには多摩川が流れていて、サイクリングロードではジョギングをする人も多いのですが、この日は、川のそばの普通の道路を歩いてみました。
平日の夕方でしたが、けっこう、大きなトラックなどの通りが多くて、気をつけて歩かないと、危ない道です。


川の向こう側は、川崎市になります。

左手に白く見えるのは、京王線の鉄橋です。
つまりこの橋で東京と神奈川に分かれています。


河原では、ボール投げなどをしている人もいました。


そして、河原には、まだ昨年の台風の被害の跡も残っています。

多摩川といえば、万葉集の
「多摩川にさらす手作りさらさらに 何そこの児のここだ悲しき」が有名ですね。

多摩川でさらして作る麻の布のように、さらさらに(ますます)なんであの子がこんなにもいとおしく思えるのだろうか、という意味の歌でしょう。

私は高校の古典の時間に、この歌を習った記憶があります。

つまりこれは川で布をさらす作業をしていた女性を見た、男性の立場からの歌のようです。

ふーむ。
そう思ってみると、多摩川もロマンチックで、違って見えてきますね。

そんな多摩川を歩いていると、いったいコロナウィルスはどこにいるのだろうと、思ってしまいます。

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「一日一句」

多摩川の水流れゆく春霞




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