2022年8月16日火曜日

マスキングテープ展

いつも利用している市の施設のギャラリーで、ちょっと珍しい展覧会が開催されています。

それはマスキングテープで作られた絵画展です。

船原七紗(ふなはらなさ)さんという若い画家さんの作品がずらりと並んでいました。彼女はもともとは油絵を描いていましたが、マスキングテープを切ったり貼ったりして、オリジナルの絵画をより一層素敵に変身させていました。すごい発想です。

会場の入り口にどーんと立っていたのは、伊藤若冲の「鳥獣花木図屏風」でした。本物も素晴らしいですが、マスキングテープで加工された作品はとても豪華で華やかでした。


いったい何個のテープを使ったのかしら、と思うほど大きな作品でした。

撮影OKでしたので、ちょっとご紹介します。

元の絵画と比較して展示されているものもありました。モナリザも微笑というよりか、楽しさが溢れていました。

ムンクの「叫び」


ゴッホの「ひまわり」


モネの「日傘をさす女性」

私は数年前、倉敷に旅行に行きましたが、そのとき、岡山県にはMTというマスキングテープの会社があると知り、いくつかテープをお土産に買ってきたことがありました。とても種類が多くて、選ぶのに苦労した記憶があります。

そのテープを絵画にしてしまうなんて、すごい思いつきですね。

この絵画展は調布市文化コミュニティ財団「たづくり」にて、9月25日まで開催されています。入場無料です。

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「一日一句」

くれないの 金魚にテープ 加工中


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