2023年6月7日水曜日

【仙川歩き 10】(成城学園〜大蔵橋)

「仙川」というと、私のイメージでは京王線の仙川駅あたりを流れる川、というイメージが強いのです。

ところが実際の仙川は、源流は小金井市にあり、三鷹市や調布市を通り、下流では野川と合流して、最終的には多摩川と一緒になります。

全長20キロほどの一級河川です。

今回はその仙川のうち、世田谷区内を流れる部分を歩いてきました。

前回、成城大学あたりを歩いたのは、2022年1月頃。久ぶりの仙川歩きでした。

今回はかなり長い距離になり、通過した橋も多いので、便宜上、ブログは3つに分けることにしました。

最初は成城学園駅から世田谷通りと交差する大蔵橋まで。

次は大蔵橋から、東名高速道路の下にある清水橋まで。

そして最後は清水橋から野川と合流地点の近くにある鎌田橋までです。

今回は、この子と一緒に歩きました。

その前にひとこと。

成城学園駅は言わずとしれた小田急線の駅ですが、この小田急線が曲者で、特急、急行、快速、準急などいろいろなレベルがあり、どの名前の電車がどこに停まるのかが分かりづらいのです。

成城学園駅なら大きな駅なので、快速でも停車するだろうと思って乗ったら、すーっと通過してしまいました。

小田急線利用者の話によれば、快速というのは小田急線では特急の次に早い電車で、停車する駅は登戸、下北沢、新宿くらいなのだそうです。

それを知らずに私は快速に乗ってしまい、成城学園駅では下車できず、後戻りすることになったのでした。

そんなドタバタのスタートでした。

成城学園役は何回か訪れたことがあるのですが、この街は平らに整備された道路と、坂道とがしっかりと分かれている地形のところです。急な坂道の下には川が流れています。


この日の仙川の最初は「竜沢寺橋」。以前も来た橋です。

竜沢寺橋の上から後ろを振り返ると、向こう側に見えるのは小田急線の線路と、名無し橋です。


線路を越えた北側には、成城大学やその附属学校などが広がっている地域です。

世田谷区の橋には、可愛い案内板が設置されています。

たぬきのポンタ?が、わかりやすく案内してくれます。


ということで、お次の打越橋までは249メートルということが一目瞭然です。


この付近は川はほぼ真っすぐで、橋の手すりもあまり面白いものではありませんでしたが、次の橋まで何メートルと書かれているので、歩く励みになりますね。

「打越橋」です。

よく晴れていた日でしたので、私は日傘を差して歩きました。写真を撮るには日傘は邪魔なのですが、日焼けするよりマシでしょう。

だんだんと周囲には樹木が生い茂ってきました。 

川の中に堰があり、川が下っているのがわかりますね。

まだまだほんの少ししか歩いていないですね。


川の両岸には歩きやすい道がありましたが、桜の木が覆いかぶさっていたり、後ろから自転車がどんどん走ってきたりするので、あまりのんびりとは歩けませんでした。ジョギングする人も多くいました。

これは面白い。川岸にあったゴジラの看板です。

というのも、このあたりは東宝撮影所の敷地が広がっているので、ゴジラなのです。


こちらは何かなと思ったら、歩いていた子供が教えてくれました。「特撮をするための映写機」だそうです。なるほど。

東宝のエリアには、名無しの橋が3つ続きました。

三の橋、二の橋、一の橋です。






「一の橋」だけは橋名がありました。


東宝地域を過ぎると、それまでほぼ真っすぐに流れていた川が、急に蛇行してきました。遠くにはサミットストアが見えました。

世田谷道路の近くまで来ました。

「石井戸橋」です。


このあたり、道路と川と橋とが斜めに交差していて、わかりづらいところでした。

こちらは祖師ヶ谷通りでしょうか。


ごみのネットに隠れてしまっていました。
      
こちらは古い感じですね。昔の橋かもしれません。

こちらには供養塔のようなものが残っていました。文字は読み取れませんでした。庚申塚かもしれません。


「大蔵水道橋」が並行してありました。

こちらは荒玉水道道路にかかる橋のようです。


水道管がネットにくるまれているようでした。

ちょっと目をやるとなにやら不思議な像がありました。大仏のようです。

その近くにあったのは「大蔵橋」。

この橋は世田谷通りと交差しています。


後ろを振り向くと、先程のサミットストアが見えました。

この辺は川と道路が入り組んでいて、ちょっと分かりづらい地理でした。

成城学園駅から1キロほど歩いたでしょうか。

まずはここまで。

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「一日一句」

東宝の ゴジラに特撮 見て歩く


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