2017年3月4日土曜日

米沢織展示会

日比谷シャンテにある「都粋」▼の店長さんから誘われて、米沢織の展示会に行ってみました。


「米沢織」のイメージは、どちらかというと黒っぽい色の紬だと思っていました。

ところが会場に行くと、いろいろな種類の米沢織がたくさん展示されていて、色もカラフルなものからモノトーン、渋いもの、ポップなものなどいろいろあって、イメージがちょっと崩れたようでした。

まずは「美しいキモノ」の表紙撮影です。
すらりとした店長さんが羨ましいわ。


米沢織というのは、もともとは上杉家二代目の重臣だった直江兼続が、織物の原料となる青そや、染料となる紅花の栽培を手掛けたのが始まりだそうです。

その後、今から200年ほど前の明暦年間に、九代目の上杉鷹山が財政立て直しを図るため、養蚕業と絹織物を奨励しました。
原料で出荷するよりも、織物に加工したほうが付加価値が高まり、収益が増すという理由からだったそうです。
最初は経糸が絹、横糸が麻という、裃の反物を開発しました。
その後には唐糸織や絹縮などを作ったそうです。
(米沢織のパンフレットから)

いろいろな米沢織を見せていただきましたが、第一に思ったことは、素材は絹には限らないということでした。

こちらはなんと昔の「大福帳」を切り裂いてそれを糸状にして、横糸に使っているそうです。
右下が大福帳の紙を使用した帯です。


大福帳を紡いでいる店長さんです。


大福帳は墨で書かれているので、白い紙に黒い文字が浮かび上がって、グレーになって見えます。
ところどころには朱で修正を入れているので、その部分は赤く見えます。
こんな反物を見たのは初めてでした。
ラベルには「大福帳100%」と書かれていました。


いろいろな素材の米沢織を拝見しましたが、こちらは「しな」という木を使ったものでした。


木の皮を剥いで、中の材木を細く糸にして使うのだそうです。
信じられないほどの手間がかかるそうですが、昔は絹は要人でないと着られないので、身の回りにある自然のモノを使っていたのでしょうね。

またパイナップルや、さくらんぼなどを使っている反物もありました。
ラフランスもあったように思います。
まるで果物屋さんのようですね。

こちらは機織りの体験コーナーで遊んでいるところ。

会場では山形物産展も開かれていて、いろいろと珍しい食べ物の販売もありました。
漬物やマカロンもありましたよ。


私が買ったのはこちら。
青豆入りの味噌味のお餅です。
甘辛い味がついていて、おいしかったですよ。


着物で参加したので、お土産をいただきました。
米沢織の小銭入れでした。
アクセサリーを入れるのに使おうかしら。


「牛肉道場」という美味しいお弁当もいただいてきました。


米沢牛のそぼろと、時雨煮の乗ったお弁当でした。


展示会では、現地の職人さんやお店の人から詳しい説明をしていただいて、とても勉強になりました。
百聞は一見にしかず、ですね。

色々と楽しませていただき、ありがとうございました。
機会があれば、米沢にも行ってみたいと思いました。


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