2008年12月15日月曜日
KISSのお勉強
昨日は、待ちに待ったKISSのお勉強会。
えー、KISSもお勉強をしなければ、いけないの?
そうなのよ、いろんな操作を知っているのと、知らないとではKISSだって大違いなのよ。
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銀座にある「EOS学園」の教室に集まったのは、KISSの初心者20人ほど。
この学園では、キャノンカメラ利用者向けに、初心者から上級者まで対象の、いろんな講座があるの。
私が参加したのは「デジタル使い方教室」。
機種ごとにクラスがあります。
私は、こういう入門講座に参加するのは、女性だけかしらと想像していたら、老若男女混じっていて、意外でした。
さて、KISSのお勉強を教えてくれたのは、日下潤一先生というプロカメラマン。
とっても優しくて、丁寧で、楽しい先生でした。
(お顔を載せるのは先生のOKをいただきました。)
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勉強会では、ほんとに「はじめの一歩」から教えてくれたのよ。
つまり、カメラをお店で買ってきて、箱から取り出して、電池を入れることから説明がスタート。
先生は、KISSってすごくお利口さんでよくできている機種だと説明してました。
たとえば、ボタンの位置一つにしても、一番指の届きやすい場所に、一番良く使う機能のボタンが配置されているんですって。人間工学に基づいて設計されているんでしょうね。
その後は再生や消去の方法、画像の拡大や縮小の方法を習いました。
さぁ、ようやく、今度は3段階に分けて実践しながらのお勉強よ。
1.全自動コース(□モード)
2.ちょこっと進んだコース(絵柄模様モード)
3.もっと進んだコース(英字モード)
と、進みます。
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まずは全自動での写し方を教えていただきました。
そして先生は、教室に座っているお隣さんを写しましょう、とおっしゃったの。
私のお隣は、うら若い女性が座っていたの。
とても可愛い人なので、ぱちぱちと写しました。
でもね、私は写されるのはいやだな~。
先生は、使いだして1ヶ月や半年くらいはこの全自動コースで十分です、とおっしゃるのよ。
さて、その次は、絵柄模様モードの説明。
ここでもカメラを持っていろいろと試しましたよ。
一番驚いたのが、ポートレートモードでお隣さんを写した時。
先ほどの全自動と同じ彼女だったのに、お顔の色がまるでちがって、色白にきれいに写るの。
それに、連写ができること。バシャ、バシャと写しました。
なんかプロっぽいわ。
お花モードでは、自分の前に置いてあるカタログもパシャッ。
25センチまで近寄ってもOKなので、ほんとにきれいに写るわ。
スポーツモードでは、先生がおどけてダンスのように動いていたけれど、連写で写すことができたの。
なーるほど、動くものってこうやって写すのね。
遠景モードと夜景モードはその場では撮影できなかったけれど、先生の写した写真を見ながら、お勉強。
とにかく、被写体に応じていろいろとモードを変えるのが大事、ということはよく分かったわ。
この絵柄模様でもきれいな写真が撮れるので、3年くらいやっていても、このままという人もいるそうよ。
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3段階目はいよいよ、アルファベット文字モード。
最初は、お手軽なPモード。
これはカメラが自動的に絞りやシャッタースピードを設定してくれるのだけど、他の細かい設定が自分でできるというタイプ。
実際にいろいろ設定を変えて写してみました。
このPモードはストロボは自分で上げないと、自然にはつかないの。
ストロボを上げるボタンの位置、というのを、初めて確認したわ。
お次はTvモード。
これはテレビの略じゃなくて、タイムバリュー、つまりシャッタースピードを変えられるというもの。
流れる滝の写真を、いろいろの時間設定で見せてもらいました。
そのお次は、私も好きなAvモード。
これはアダルトビデオじゃなくて、アパチャー バリュー。これはFの数値を変えられるというもの。
Fが小さいと手前に焦点がきて、背景はぼんやり。
反対にFが大きいと、後ろのほうまでくっきり。
私はお花や食べ物を写したいので、これがうまく使えるようになりたいわ。
それからA-DEPモードというのもあったけど、これはピントがいくつもあって、集合写真用だそうです。
最後にMモードは完全なマニュアル、つまり全手動の説明でした。
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先生は生徒の初心の質問にもいやな顔一つせずに、いつも笑顔で教えてくれたの。
この他にも、説明が書きにくい個々の例も丁寧に教えてくれました。
私が一番よかったのは、液晶を見ながらの「ライブビュー撮影」。
これにはグリッド線の表示もできるので、水平な写真を写すことが可能なわけ。
光の種類(太陽光、蛍光灯、電球など)によって、変化させてみるとか、ISOのことも習ってきたわよ。
おまけも教えてくれました。
「床面が白いほうが、花や顔は奇麗に見える」ので、いつもコピー用紙を1枚持っておくといい、ということ。
これって、自動車免許の写真を撮るときに、スカートの上に白いハンカチを置くと、美人に見えるというのと同じね。
先生が造花で比べてくれたけど、ほんと、白い紙があると、花びらが輝いているように見えるの。不思議ね。
それと上級者になったら、カメラの矢印キーの下についている「ピクチャーモード」を選んで撮影すると、もっと素敵な写真が撮れるそうよ。
そのピクチャーモードの中で、「モノクロ」で撮影したのがこの写真。
最初からこういう白黒写真が撮れるのね。知らなかったわ。
プログラムモードのまとめとして先生が話して下さったことは、次の3つ。
1.一眼レフはフラッシュをたくかどうかが自分で決められる。
2.一眼レフは明るさを自分で決められる。
3.一眼レフは色を自分で調整できる。
そうして決めたことを、KISSはきちんと守って写すことのできる忠実なしもべなのね。
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講習が終わって、せっかく写したお隣さんの顔写真を送るために、メルアドを交換しました。
YYさん、半日のおつきあい、ありがとう。
カメラの知識が増えただけじゃ仕方がないので、これからはいろんなシーンで活躍してもらいましょ。
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10 件のコメント:
としちゃんありがとう。
もう一度カメラ片手にとしちゃんが書いてる内容を一つ一つ確かめながらやってみました。
ストロボのたき方も先日先生がおっしゃってたんだけどどこかなぁ?状態(笑)
よくわかりました。
本も読み返して頑張ろう(笑)
私はホントに何にも知らなかったなぁ~
としちゃんこれだけ勉強してカメラを触るのは上達が早いわぁ!
期待していますので色々と試し撮りして報告して~お願いします!
おお、さと大先輩にそんなこと言われると、かえってビビっちゃいますよ。さとさんは感性が優れているから、お勉強しなくても大丈夫タイプなんです。
私って、指導者によってすごく変わるんです。今回のKISSの先生はとてもいい先生だったので、すんなりと内容を理解することができました。もし嫌な先生だったら、反発してばかりで、そうはならなかったでしょう。
こうやって基本をしっかり覚えると上達が早いよね。
こういう設定でこういう風に撮ると、きっとこんな風に撮れる。というのがその通りに撮れるとうれしいですよ。
それが出来るようになるともう無敵。
後は美しいと感じる心と感性を鍛えればよいのです。
としちゃんは理解力抜群だね。ちゃんと間違いなく覚えていますね。(感心!)
和光の写真きれいですね。
こんなに素敵なビルだったかしら?って。
写真教室で勉強した事を人に伝えられる、
これは自分がちゃんと理解していないと
できない事なので、すごいです。
先生もイケメン、お友達も出来て、充実した写真教室になりますね。
まぁ、今度は諏訪ッチ大先生からのコメントで、恐れ入ります~。
私には理解力はないんだけれど、いちおうレクチャーされたことは基本なので、覚えおいて損はないでしょうね。
でも頭では分かっていても、実際の操作になると、慌ててしまいそうだわ。なにせ、おっちょこちょいなものですから。
蘭さん、和光のビルは夜景では本当はもっときれいに見えたんですけれど、写すとなると難しいわね。
そうそう、習ったことは誰かに伝えようと思うといいんです。もう一度、確認できますものね。あー、でもすぐに忘れそうだわ~。
お疲れさまでしたー!
目を輝かせてらっしゃる、としちゃんさんのお顔が浮かびます。
同じ被写体で、色んなお天気、いろんなモードで撮り比べるといいですね。
Pはそれなりにきれいに撮れます。
あたしは基本的にAVですけど。
アダルトヴィデオじゃなくて(笑)
ご旅行にゆかれる前に、何かお気に入りのモードが見つかるといいですね。
先生がたくさんで羨ましい!
誰もあたしには教えてくれません(つд⊂)エーン
史子さん、私もAv好きですよ。怪しい響きですが・・・。
そうね、いろんなモードで撮ってみると楽しいでしょうね。意外な発見があるかもしれないわね。
素敵な被写体があるといいんだけれど、最近は母の付き添いで病院の待合室にいる時間が長くて、もったいない。あそこで撮影するわけにもいかず、外に出るとほっとするの。
丁寧に教えてくれるお教室のようで、いいですね。
カメラの世界って、最初の一歩が大変なんですよね。
なにせ、言葉が難しいから。
私は最初は本から入ったのですが、こういう教室だったら一日で済んだのかなぁと思いながら読みました。
shiollyさん、カメラのことって、本を読んだだけだとなかなか分からないわね。触りながら実践するのが大事よね。
でもshiollyさんは今ではもうベテランの境地じゃないですか!また、いろいろ教えて下さいね。
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