この講座では、香りの種類などを学び、家庭などで役立つ実用品を作ってみるという内容になっています。
市民カレッジはあくまでも初心者向けの入門的内容ですが、学ぶことは、良くも悪くも、いろいろな発見がありますね。
1回目の内容はこちら▼。
毎回、講座の初めに好きな香りをチェックするのですが、この日は私の体調が良くなかったのか、どの香りをかいでみても、むっとしてしまいました。
こちらは匂いをかいでチェックしているところ。
自然の花や植物から絞り取った香りとはいえ、やはり自然そのものではないこと、いろいろな香りが教室に充満しているので、あまり気分がよくありませんでした。
これは柑橘系の香りですが、比較的気に入りました。
先生の説明によると、「明るく元気になりたいときに使うと良い」香りだそうです。
この日は、いつもは気にならないラベンダーやゼラニウム、ペパーミントの香りもどれもダメでしたね。
でも20名くらいいる受講生のうち、私がダメだと思った香りでも大好きと思う人もかなりいて、香りというのはかなり個別的なものだと思いました。
次に、先生が香りの種類と特性を説明しました。
そして、先生が20種類ほどの精油のボトルを持参されて、みんなで嗅いでみました。
ちなみに精油というのは100種類くらいが製品化されているようですが、大別すると7系統に分類されるそうです。
1.柑橘系
これは分かりやすい香りですね。オレンジやグレープフルーツ、レモンなどの香りです。
2.フローラル系
これもお花なので分かりやすい香りです。ジャスミンやラベンダー、ゼラニウムなど。中でもゼラニウムはホルモン調節に良く効くそうですが、どうもあまり好きになれない香りです。
3.エキゾチック系
これは大人の香り。夜のムードがするもので、たとえばイランイランなど。ベチバーというのもありましたが、根から取れるそうで、土っぽかったですね。好き好きがあるようです。
4.樹脂系
なんとなく重ったるくて、機械のような香りだと思いました。フランキンセンスはお肌に良いとか。
5.スパイス系
これは料理のときに用いる香りと兄弟のようなものです。クローブ、シナモン、ブラックペッパーなど。身体を温めてくれる作用があるそうです。
6.樹木系
良く言えば森林浴のような香りですが、なんとなく土臭いような香りです。ティートリー、ユーカリ、ネロリなど。何かとミックスしたほうが良い感じです。むくみなどに効果があるとか。丁ートリーは抗菌作用があり、水虫や切り傷にもよく効くということです。
7.ハーブ系
草っぽい感じ。ペパーミント、ローズマリーなど。この中でペパーミントは分娩促進作用があるので、妊娠中の女性が使うときは要注意だそうです。
(先生に頂いた資料を拝借しました。)
香りは1種類だけでなく、混合して使われることが多いのですが、その組み合わせは同じ系統の中同士の組み合わせは相性がよく、また隣同士の香りの組み合わせも相性が良いそうです。
意外だったのは、柑橘系の香りはオレンジ以外は昼間は直接肌には使わない方がよいとのこと。
光毒性が強いのだそうです。
いろいろ香りを試した後は、実技になりました。
この日はルームスプレーか、虫よけスプレーのどちらかを選択して作ることになりました。
せっせと調合しているところです。
こちらは私が作ったルームスプレー。
瓶が青いのは、光を遮断するためだそうです。
持ち帰って、おトイレで使っています。
この講座は月に1回なので、次回は7月中旬になります。
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この日の装い。
小雨が降っていたので、木綿の着物にしました。
洋服だとじっと座っていると寒くなってしまうので、そのリスクを考えると私には雨の日でも着物の方がベターなのです。
「きものなかむら」▼で購入したピンクの帯は、梅雨時などの気分が冴えない時でも明るくさせてくれる便利な帯です。
八王子の「アートムーチョ」で購入したタッセルピアス▼を片方だけ付けてみました。
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