ここで、玉村咏先生の個展が開催されていたからです。
会場には美しい着物の数々が。
色のグラデーションがとても美しいのです。
小物も美しい色です。
ため息が出るようですね。
会場には、ちょうど同じ年齢の3人組のお客様がいらっしゃっていました。
先生は、その3人の女性に、自作の着物を試着していただき、着物づくりの醍醐味と面白さをレクチャーされていました。
3人の方は、大柄な方、小柄な方、グレイヘアーの方、とそれぞれ個性が違っていましたので、似合う着物もそれぞれ違いますが、どなたも一番似合う着物をまとうと、それだけで笑顔が溢れてくるのでした。
私もそばで拝見していて、その方のお顔を見ただけで、「この人には絶対これがいいわ」と思うようになりました。
「ほら、ここが・・・・」と説明されている玉村先生。
細かい色の使い方や、模様の配置の仕方、お洒落な八掛けの使い方など、玉村マジックを教えていただきました。
こちらは私が先生に「私が似合うのはどれでしょう」とお願いして、選んでいただいたものです。
自分では選ばないような色でしたが、白が配分されているので、とても爽やかな感じがしました。
こちらは、反物の状態です。
まとってみると、想像以上に素敵でした。
実は、先生の奥様は、これと色違いの紬をお召でした。
とても素敵ですね。
でも作家さんの奥様というのは、それなりに悩みもあるそうで、他の作家さんの着物は着られないのが残念だというお話も伺いました。なるほどね。
先生には、いつまでもお元気で、素敵な着物を作り続けていただきたいですね。
美しいものに堪能した後は、291の一階にある物産コーナーへ。
私は福井の薄いカツが大好きなので、その冷凍品と、特製ソースをお土産にしました。
すると、こんなプレゼントもいただきましたよ。
ピーナッツ煎餅と、梅のゼリーです。
福井にはまた行きたいですね。
この日は台風上陸が予想されていましたが、出かけたときは雨にも合わずにラッキーでした。
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この日の装い。
いつもより少しはおめかしして、淡いグリーンの単衣着物。
帯は水色の華やかな花模様にしてみました。
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