それで、いつかはリベンジしたいと思いました。
そのことをfacebookで知らせたら、着物友だちのＳさんから「ご一緒しましょう」という嬉しい助け舟をいただきました。
1人では無理でも、お友達と一緒ならできるかと思って、昨日、日比谷公園で待ち合わせをして、本郷の東大農学部前まで歩いて出かけることにしました。
こちらは、日比谷公園内のかもめ広場の噴水です。
すると、私はよほど雨女なのか、出発前から、またもや小雨が降ってきてしまいました。
仕方なく、日比谷公園近くのコンビニで傘を調達して、出発することにしました。
前回と同じコースの祝田門のところで写真を写しました。
皇居に沿って歩きましたが、このころは雨も止んで、気持ちよく歩けました。
お濠の道は、木々がほんのり紅葉していました。
空はどんよりとしていましたが、お喋りしながらののんびりウォークは楽しいですね。
白鳥が一羽、泳いでいました。
この頃は雨は止んでいました。
東御苑から皇居の中に入りました。
ところが、またしても皇居の中で雨が強くなってきてしまいました。
そこで、平川門を出て、竹橋のビルに駆け込み、喫茶店でしばし休憩。
ココアで身体を温めました。
こちらは、このビルの中にあった酒場で写したのですが、窓にはとても素敵な布地が使われていました。
そして外に出てみると、雨も小やみなったので、気を取り戻して歩き出しましたが、実はここから先は未知の世界でした。
引率なし、ということです。
地図を頼りに歩きましたが、ちょっと間違ったかな。
でも共立大学や専修大学の近くを通るルートはあっていました。
お喋りしながら歩いていたので、雨もそれほど気になりませんでした。
水道橋を過ぎ、東京ドームのあたりになると、かなりの大雨になったので、よほどここで中止して帰宅しようと思いました。
それでも少し雨宿りしてるとなんとか歩けそう。
ドームには長蛇の列が見えたのですが、何かと思ったら、なんとエグザイルのコンサート待ちの人たちでした。
すごいな。
私たちも頑張って、ドームの中を突っ切りました。
ということで、またしても気を取り直して、東大目指して再び歩き出しました。
私一人だったら、絶対にここでめげていたと思いますが、Ｓさんが一緒だったので、頑張ることができました。
途中にある源覚寺▼。
ここは「えんまこんにゃく」で有名なところだそうです。
そのいわれですが、目の病に効くそうです。
春日の駅を過ぎると、なんと私の叔母のマンションが見えてきました。
そこを過ぎて、菊坂を登ると、もう東大のレンガの塀が見えてきました。
農学部では、夏に出会った忠犬ハチ公▼と再会することができました。
やりましたね。
ここまで8キロの道です。
お腹もすいてきたので、この前、お茶の時に利用した「カフェ縁」でランチをしました。
タイの兜煮。
鮪の刺身や、とろろもついていて、1000円はお得でした。
そしてＳさんとは南北線の駅で別れて、私はバスに乗って御茶ノ水駅まで行きました。
実は今から半世紀ほど前、東大の中で仕事をしていたのですが、その時はメトロもなかったので、いつも御茶ノ水駅までバスを利用していたのです。
それで懐かしくてまたバスに乗ってみました。
ということで赤水ウォークのリベンジは大成功。
17,000歩くらい歩いたようです。
日比谷から東大前までは、メトロを利用すれば、30分足らずで行けるところです。
そこをわざわざ歩いた私たちは、酔狂と言われるかもしれませんが、でもいろいろな風景を眺めながら歩くのは、新しい発見もあります。
そして、見知らぬ人と歩くよりも、友人とのウオーキングの方がずっと楽しいですね。
いろいろとおしゃべりしながら歩けたので、時間が経つのが全然気になりませんでした。
実に楽しい日になりました。
Ｓさん、ありがとう。
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この日の装い。
大島もどきの紬です。
帯は黄色にいろいろな色の格子。
慌てて着たので、帯がしわになっていますね。
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