日本舞踊の楽しみは、踊りだけではありませんね。
美しい着物を着て、きれいにお化粧してもらい、ヘアもセットして、そして舞台に上がるのも楽しみの一つです。
今回の日舞勉強会では、連盟の長老の先生たちに着付けやメイクをしていただき、またヘアは専門の方がやってくださいました。
その一部をご紹介しますね。
帯は、踊る曲目によって結び方を変えてありました。
「紅葉の橋」を踊った3人組は普通のお太鼓でしたが、それ以外は、長い帯を色々な方法で結んでいただきました。
左上のシルバーの帯は、若い女子高生なので、可愛らしい文庫結び。
左下と中央は、私たちの「恋ほたる」という芸者さんの踊りなので、粋に角出し。
右は「祇園小唄」の踊りでしたが、御殿女中がよく結ぶ、矢の字結び(で、良いのかな?)。
ヘアが長い方は、こんな素敵なアップスタイルにしていただいていました。
とても美しかったですよ。
着物はそれぞれが自前のものを選びました。
私の紫の訪問着は、八王子のバザーで千円でいただいたものです。
ピンクの色無地は、20年ぶりに着てみたそうですが、とてもお似合いでした。
右側の3人組は、事前に相談されたそうで、よく似た色合いの淡い着物に黒の帯でした。
みんなが変身していく姿を見ているのも楽しいものでした。
控室はとても賑やかで、「よくぞ女に生まれけり」と言ったムードで一杯でしたよ。
着付けやメイクをしていただいた先生方、どうもありがとうございました。
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