去年の10月から今年の2月まで続けていた市民カレッジの「はじめての日本舞踊」▼ですが、生徒の間で、これからも日舞を続けたいという希望がありました。
ご指導いただいた花柳琢の介先生にご相談したところ、先生が個人的に教えているお稽古場で、春からマンツーマンでのお稽古が可能であるというお話でした。
そして、3月にもお稽古をしてみましょう、ということになりました。
ただし、先生は現在、海外公演をされているので、今回は助手の先生が代理でお稽古をして下さることになりました。
会場は世田谷区の集会場でした。
初めての場所なので、みんなで駅に集合して、ゾロゾロと歩いて行きました。
ほぼ10分くらいの道のりでしょうか。
2階の会議室は、板張りで、大きな鏡がどーんとありました。
以前、市民カレッジで教えていただいた曲「露は尾花」を踊りましたが、日舞を踊るのは、ほぼ1か月ぶり。
初めは振りもあやふやでしたが、踊ってるうちに、少しずつ、思い出してきました。
そして助手の先生に、なんとなく気になる部分を、ひとつひとつ丁寧に教えていただきました。
たとえば足の向きとか、扇を持つ時の手のひらの向きなど、それぞれの疑問を具体的に解決していただきました。
実は、今回の先生役のMさんは、市民カレッジで日舞を始めたという私たちの先輩なのです。
3年間、先生のもとでお稽古をされて、今は私たちを教える立場になりました。素晴らしいですね。
お稽古は無事、終了しました。
みなさん、とても熱心でした。
お稽古場の大きな鏡の前に立って、写真撮影。
その後、駅の近くのカフェで、軽くランチとなりました。
お洒落なところでした。
踊った後の心地よい疲労のため、ビールを口にされた方もいらっしゃいましたよ。
日舞のお稽古よりも長い時間、お喋りをしてきました。
みなさん、それぞれいろいろな趣味や特技をお持ちで、向上心の高い方ばかりでした。
市民カレッジから出発したグループですが、「扇の会」という名前を付けて、ラインで繋がりました。
お稽古場の最寄り駅が仙川駅なので、「せん」の会、という意味合いもあるのです。
今はすぐにラインでグループ同士の会話ができるので、便利ですね。
このように市民カレッジでの講座から、発展的なグループになれたのも、先生の魅力が大いにあったのだと思います。
そして先生と連絡を取っていただいたり、いろいろ取りまとめていただいた方たちのおかげです。
ありがとうございます。
年齢はそれぞれですが、同じ趣味の集まりは良いですね。
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この日の装い。
頂き物の大島紬です。
私サイズに直していただいてあるので、とても着やすい。
帯は、千円の染の帯。
垂れが真っ赤なのが気になるので、今度、別の色にしたいと考えているとことです。
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