2019年3月28日木曜日

2019年3月 ちょいと京都へ 7 全部お菓子@鶴屋吉信

京都旅行の続きです。

着物友だちのKさんと出かけた京都ですが、しっとりとした雰囲気の老舗にも寄りました。
それは享和3年(1803年)創業の和菓子屋さん鶴屋吉信▼です。
店内に飾られているお花は全部、和菓子で制作されているのでした。


お花に見とれてボーっとしている私です。


籠に生けられている草花も、和菓子で作られていました。


お雛様のお供えも和菓子。


ほんとうに見事な職人の技でした。

飾り物だけではなく、もちろんいただけるものも、美味しかったですよ。
左上は普通のぜんざいですが、右下はこのお店特製の粟ぜんざい。
粟がもちもちしていて、またあんはねり餡で、そこに絡ませていただくのでした。


ここは2階でしたが、中庭も素敵でした。
お見合いの後の席にも良さそう、なんて思ってしまいました。


日本画家・上村淳之(松園のお孫さんです)の筆による杉戸絵も見事でした。
丹頂鶴が描かれていました。
そういえば、こちらのお店のロゴマークは鶴でしたね。


こんな見事な調度品のあるお店でしたが、そこで私はなんと繕い物をさせていただきました。
実は羽織の裏地がビリッと破れてしまったのです。
それでKさんの携帯用裁縫セットをお借りして、チクチク。


広いテーブルがちょうど良かったのです。
これが役に立ちました。


いつもは私も持参しているのですが、今回の旅行かばんには入れてなかったので、Kさんのセットで助かりました。




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