今回の京都旅行は、着物友だちのKさんと一緒でしたが、彼女のおかげで南座▼で玉三郎さんの美しい舞台を鑑賞することができました。
旅行の日程を決めたのはかなり前ですが、その後、Kさんはすぐにネットでチケットを予約して下さいました。
お安い3階席ですが、舞台の真正面のところでした。
南座は長い間、耐震工事をしていましたが、去年の11月に新開場となりました。
今回の玉三郎さんの特別公演は、その新会場記念なのでした。
出し物は、まずは「檀浦兜軍記 阿古屋」
次は「太刀盗人」で、これは狂言のような感じでした。
最後はまた玉三郎さんで「傾城雪吉原」
実は私は南座の舞台に立ったことがあるのですよ。
2013年11月のことです。
その時のブログ▼
かなり急な角度の劇場です。
玉三郎さんは「阿古屋」では、筝・三味線・胡弓の演奏をされましたが、すごい腕前ですね。
プロの集団との掛け合いも、見事に決まっていました。
それも花魁の役ですので、大きな鬘や重い衣装をつけたまま、優雅に演奏するのですから、どれだけ大変なことでしょう。
歌舞伎役者さんというよりも、芸の精のような感じでした。
「傾城」では、雪が舞う中での踊りが素晴らしかったですね。
海老反りになり、妖艶さが増していました。
優雅で艶やかで、この世の人とは思えないほどでしたね。
幕間には、デパ地下で求めたお弁当をいただきましたが、南座の3階は信じられないほど座席が狭くて、チビの私でも足がきついほどで、食べるのも一苦労しました。
階段も急で、転び落ちそうな感じでした。
舞台を見終わって、満足して南座を出るところです。
夜の南座は、とてもきれいでしたよ。
そしてホテルに戻り、のんびりと入浴して、テレビをつけたら、なんと「にっぽんの芸能」で玉三郎さんが登場していたところでした。
「鷺娘」の踊りをしていました。
生の舞台を見て、その後にテレビでも見られたのは、なんとラッキーなことでしょう。
Kさん、素敵な思い出を作っていただき、ありがとうございました。
旅行先で歌舞伎鑑賞なんて、大人の楽しみですね。
(この項、続きます)
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