2021年6月13日日曜日

烏山川緑道を歩く 千歳橋〜森繁通り

だいぶ間が空いてしまいましたが、先月、世田谷区民のCさんにガイドをしていただきながら歩いた烏山川緑道の続きです。

前回のブログ https://toshiko72.blogspot.com/2021/06/blog-post_10.html?m=1

京王線千歳烏山駅近くにある水無川は、「水際の散歩道」として蘆花恒春園を越えて、環状八号線にある千歳橋のところで、北側から流れてくる本来の烏山川と合流します。

温水プールのあるあたりから、緑道になります。

千歳橋は階段状になっていてで、下に降りられるような作りになっていました。なかなか立派な橋でした。

烏山川というのは、世田谷の新田開発のため、万治2年(1659年)に、玉川上水から分水した灌漑用水でした。江戸時代の初期に作られたのですね。

この道はとてもよく整備されていて、歩くのも楽しいところでした。さすが世田谷区、だと思いました。

まずは希望ヶ丘公園です。とても広い公園でした。

このレンガの橋が素敵ですよね。

公園を過ぎると、梶山橋が見えました。橋の柱だけでなく、台?のようなものも残っていました。ただし、川はまるで見えないので、橋の名前だけが残っていたのでした。

この近くには朝日新聞社の印刷部のような建物がありましたが、今は広場のようになっていました。こちらの噴水のようなものは何でしょうね。ローマ時代を思わせる噴水でした。

このあたりは希望ヶ丘団地というところのようです。かなり歴史のある団地でした。

ここでしばし休憩。

少し歩いていくと、また珍しい橋が見えました。ここは橋の下をくぐれるようになっていました。

蔦の絡まるレトロな橋でした。こういうものを見かけると、妙に高揚してしまいます

名前を探してみると「本村橋」のようです。彫刻のような飾りもあり、貫禄がありました。いつの時代に作れれた橋なのでしょうね。

その後はまた住宅街のようなところになりました。

希望ヶ丘小学校の塀です。生徒の描いたタイルの作品を眺めいたら、蚊にさされてしまいました。かなり痒くて、うーん、たまりませんでした。

その先には「桜小路」という看板がありました。かつては中之橋という橋があったところを円形広場にしたものだそうです。


桜の咲く季節には、さぞ美しい風景が見られそうなところでした。

この橋は何という名前だったかな。失念しました。

こちらはかつての名優 森繁久彌さんが住んでいた大邸宅の近くで、「森繁通り」というところだそうです。小田急線の千歳船橋駅から続いているようです。

その脇の小道をずっと歩き続けました。


このあたりから、烏山川緑道は、世田谷区の管轄が変わりました。


今回のルートでは、私の好きなレトロな橋もたくさん見ることができて、歩いた甲斐がありました。

この項、もう少し続きます。

《2021年5月26日》

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一日一句

浅し夏 違う世田ヶ谷 見つけたり


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