2021年6月27日日曜日

府中用水を歩く(京王多摩川〜飛田給)その3

府中用水シリーズ3回目です。

そして飛田給まで来て、ようやく用水の源流につながる場所を見つけることができました。

右手から流れてきた用水が、ここで急に直角に折れるのでした。


フェンスから覗いてみると、その先、遠くの中央高速道路のほうまで続いているようでした。

上と同じ写真ですが、向こう側に見えるのが中央高速道路です。

地図と照らし合わせると、その高速道路のふもとが源流のようでした。

ところがそこに行く道がありません。用水はぱったりと止まってしまったのでした。

また反対側には「行き止まり」のお知らせが立っていました。

仕方なく用水際を歩くのは諦めて、少し離れた道を歩いていきました。

ところがその道を選んだのが失敗でした。気がつくと、府中市の看板が立っていました。お隣の市に入ってしまったのでした。

とはいえ、引き返すのもめんどうなので、どんどん歩いていくと、府中の押立文化センターまで来てしまいました。

これはさすがにまずいと思い、近くを歩いていた小学生に飛田給駅までの道を尋ねました。

すると、コンビニのところにあるトンネルをくぐって右に行くと、飛田給駅に行けます、とのこと。とてもしっかりとした女の子でした。

そして彼女の言う通り、こちらの高速道路の下にあるトンネルをくぐりました。

ここまでくれば、なんとか分かります。

というのも、この近くには都立府中東高校というのがあり、私の娘はここに通学していたので、私も何回か来たことのある場所だったのです。

そして飛田給駅を目指しました。

駅までの途中には、「飛田給緑道」という小道もありました。とても興味深かったのですが、今回は諦めました。

またこういう車止めがある細い道もあり、そこも行ってみたかったのですが、それも次回に行くことにしましょう。

このあたりは、かつては網の目のように、いくつもの用水があったのかもしれません。

ということでなんとか京王線の飛田給駅までたどり着きました。

今回のルートは、オレンジ色の部分です。だいぶ大廻りしてしまいました。

後で考えてみると、中央高速道路の下のどこかに源泉があったはずです。通り過ぎてしまい残念なことでした。

次の機会の宿題としておきましょう。

《2021年6月24日》


*******

一日一句

迷っても 行き着くところに ガクアジサイ



0 件のコメント: