2021年6月18日金曜日

入間川上流端 1

【川歩き 橋探し】

電車であれ、川であれ、その始点には興味が湧きますね。

川歩きのブログを検索していたら、たまたま、うちから電車で10分くらいの駅の近くに、入間川の「上流端」があるという記事を見つけました。

こちらの地図でも確認ができます。

そしてどうしても、そこを訪れてみたいと思い、先日、上流端を探しに出かけてきました。

京王線のつつじが丘駅で下車しました。

そして駅の北口から線路際を歩き、滝坂小学校を目ざしました。この学校は創立が明治6年という、超歴史のある学校です。

子供が描いたカラフルな絵の目立つ塀がありました。

この先に、入間川があるはずです。

ところが、小学校の周囲を探しても、川は見つかりませんでした。

ご近所に住むというおばあさんとすれ違ったので、「この近くで川を探しているのですが」と、話しかけてみました。

すると、川らしきものはあるらしいけど、行ったことはないとのこと。入間川という名前もご存知ないようでした。

仕方なく、入間川探しは半分諦めて、また滝坂小学校の正門の方に戻りました。

そして、甲州街道の歩道橋を渡り、華屋与兵衛というファミレスの脇にある中仙川遊歩道を歩くことにしました。

この遊歩道の様子については、別のブログで報告しますね。

そして、小一時間ほど歩き、遊歩道から戻りました。

でもこのまま、帰宅するのは惜しいと思い、どうしても川の上流端を見つけたいと念じたところ、甲州街道の脇に細い道があることに気づきました。

あまり人通りのない道でした。

そこを進んでいくと、奥まったところに緑色のフェンスが見え、近寄ってみると、なんとそこには水が流れていたのです。

わーい、これが入間川なのでした。川というか、ドブのようでしたが。

そしてまた少し歩いて行くと、上流端の看板がありました!


おまけに、橋もありました。入間橋と書かれていました。

探し求めていたものに出会えて、嬉しかったですね。


そして、近くにある細い道を辿っていくと、そこは最初におばあさんと話した場所のすぐ隣だったのです。

大廻りをしてしまいましたが、たぶん、今は誰も通らないような草ぼうぼうの道でした。
この道を歩く人は少ないでしょうね。
川を上から眺めると、こんなふうでした。

そして周囲を見渡すと、京王線の線路が頭上にみえました。

南口に行くためのトンネルもありました。

南口に出たところです。

その時、ちょうど京王線が通り過ぎました。

それから線路に沿って、駅まで向かいました。

たぶん、この地域に住んでいる人にとっては、電車と並行して歩くのは、ありふれた光景かもしれません。

でも、つつじが丘駅はあまり利用することがない私にとっては、川の上流端を見つけたこともあり、非常にわくわくした体験なのでした。

入間川は南へ歩いていくと、野川と合流するようです。こちらもまたトライしてみたいですね。

川歩き、橋探しの楽しさが増してきます。

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「一日一句」

探してた 川が見つかる 梅雨晴間(つゆはれま)


2 件のコメント:

カンカン さんのコメント...

IRUMAかと思ったらIRIMAだったのですね。
私も昨年の11月に花巡りの会で出発地点からおいて行かれてしまって、この中仙川遊歩道を歩いたことがありました。川を埋めて歩道にしたような感じでした。
としちゃんの探究心もとどまるところがないですね。川って何か歴史を語るようなところがありますね。

おおしまとしこ さんのコメント...

つつじヶ丘で置いてきぼりになったとき、中仙川遊歩道を歩いたのですね。それはそれで良かったですね。私はこのあたりのことは、ほとんど知りませんでした。
かつての川には、今でもその痕跡を残しているところがあります。そういうシーンを見つけると、嬉しくなりますね。