昨日は、成城学園で開かれた、チェンバロと朗読の集いに参加しました。
「〜七草のとき〜語りとチェンバロで楽しむ名作古典文学」でした。
この集いに参加したのは、昨年、一欅庵での参加以来、2回目でした。
今回は「源氏物語を楽しむ会」のメンバーのKさんとご一緒しました。
白梅の小紋姿のKさん。着物だけのお姿を撮り忘れて残念。
お部屋に入ると、どーんと大きなチェンバロが目に入りました。とても美しい花が描かれています。
お部屋はお正月らしい雰囲気で飾られていました。
まずはお昼のお弁当をいただきました。
女将さんから、冷酒のサービスもあり、和やかな雰囲気が生まれ、おいしくいただきました。
まずはSaraさんの朗読による「竹取物語」。
5人の貴族による求婚ストーリーの部分は、高校の古典の時間で学んだ話でしたので、懐かしく思いながら聞いていました。お話に合わせて、チェンバロの音が響きました。
その後は明楽みゆきさんのチェンバロタイム。
そして佐々木亜希子さんの「源氏物語」の朗読です。あの長い源氏物を、ギュッと凝縮した書き下ろしで語って下さいました。
今回の朗読は、紫の上の生涯を中心にわかりやすく構成されていました。他にも数多くの女性が登場して、華やかな宮廷の世界が広がりました。
そしてチェンバロの効果もとても素晴らしく、優雅な平安時代の人々の息吹が伝わってくるようでした。
最後に出演者と参加者、主催者が全員集合して記念撮影をしました。
楽しい時間を共有できて、よいお正月となりました。
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この日の装い。
銀座ぽわるさんの袋に入っていた淡い小豆色の訪問着です。裾にはおめでたい模様が描かれています。
実は帯揚げの色にはとても悩みましたが、源氏物語にちなんで、紫色に落ち着きました。
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「一日一句」
朗読と チェンバロの音で 年明くる
3 件のコメント:
一宮庵女将 齋藤文恵(二代目宗厚)
ご来庵いただきましてありがとうございます。
とても素敵なお着物姿で花を添えていただきました!
一宮庵 女将さま
コメントいただき、ありがとうございました。
昨日はおせわになりました。冷酒がとてもおいしく、みなさんの雰囲気もなごみましたね!
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