今日はまた「大和文化会」▼の勉強会で銀座まで出かけてきました。
ちょっと曇り空でしたけれど、気温もあまり高くなかったせいか、あちこちで着物姿の女性に出会いました。
(ちなみに、今日の私はなんとなく着物を着る気が起こらなくて、洋服で出かけました。)
私鉄の中でお見かけした方。
黒と白の粋な縦縞に、クリーム色の鳥獣戯画の絵が描かれた帯を締めていました。
それに半襟はビーズがびっしりとちりばめられているもので、いかにも「お洒落しました」という雰囲気が漂っていました。
ところが、お顔を見るとまるですっぴんで、ものすごく無愛想というか、つまらなそうなお顔をしているんですよ。
なんだかせっかくの着物がもったいないように思いました。
着物を着ているとそれだけで目立ってしまうので、素敵な着物に負けないようにせめてもう少しにこやかにしてもらいたかったわ。
地下鉄の中ではこんな方もお見受けしました。
薄いピンクのきれいな地模様入りの高級そうな着物を着て、割といい色だったのですが、その上にくすんだ青い色のネット状の長い羽織を羽織っているのですよ。
その羽織は特殊な織物のようできっとすごく高いものでしょうけれど、ごつごつしていて、なんだか荷造り用の麻の紐で編んだようなものだったのです。
柔らかいピンクの着物と合わなくて、羽織だけが浮いていましたね。
多分、薄い色の着物を汚さないように羽織ったのでしょうけれど、あれは紬との組み合わせだったらぴったりだったのにね、と思いました。
この方、粋筋の人かもしれませんが、髪の毛をアップに結っていてすっきりしていたのですけれど、あのネット上の羽織はもったいなかったわ。
また新宿の地下街では4人ほどの着物集団の女性とすれ違いましたけれど、みなさんお洒落なんでしょうけれど、揃いも揃って裾をすごく短く着つけていて、足袋が完全に見えているのです。バタバタと走っているんですよね。いったい何事かと思いましたよ。
私も着物を着て、駆け出すときはありますけれど、4人揃ってだったので、あっけにとられました。
また銀座でお見かけしたのは、すごくお歳を召した方ですが、全身黒づくめの着物でおまけに黒の袖なしの長いぞろりとした陣羽織のようなものを着ていて、痩せた体がよけいに細く見えて、痛々しいくらいでした。
やはりある程度年をとったら、細身の人は特に淡い色のほうがいいんじゃないかなと思いましたね。
なーんて、人の振りはよく見えるんですが、自分のこととなるとなかなか気付かないかもしれませんね。
私のポリシーは、「周りの風景から浮かないこと」かな。
自然体で着物を着たいですね。
とはいえ、カナダのスーパーマーケットでも着物を着ていたので、同行していた娘からは嫌がられましたが。
今日の銀座通りにはもう七夕の笹が飾りつけられていましたよ。
もうすぐ7月、今年も半分終わりに近づきましたね。
4 件のコメント:
そうか、七夕が近いのね。
としちゃん母娘&マサ母娘の誕生日も、もうすぐですね。
最近は、自分の歳より、娘の歳のほうが気になるかな。
「娘も、こんな歳になるのね」と、感慨深いです。
そうそう、マサさんちも我が家も7月は誕生日月間ですよね。
中学・高校生の頃はちょうど期末試験と重なっていてあまりいい思い出がないのです。
大人になってからは、新しい半年のスタートと誕生日が近いので、なんとなくウキウキしますが、もうそんなに喜んでいられる年じゃないのよね。
たしかに娘の年を考えると、親も年を取るのは当たり前ね~。
歳を重ねる月なのですね。
洋服もその人のセンスが覗えますが
着物もセンスなく切られていると
困りものです。着物も帯も柄 柄でも
会う 合わないが ありますよね、
としちゃんさんはちゃんと写真で確認し
配色もグーです。
着物のいちからが知らない人かもしれません
うたどんさん、私の着物、だいじょうぶかしら?
人さまのことには気がついても自分では分からないんですよね。
洋服でも着物でもとても工夫していらっしゃる方、いらっしゃいますね。
私は着るものにはあまり注意が回らず、というかこだわりがなくて、気易いくて、それでいて自分らしさが出せるようなのが一番ですね。
肩の凝らないような洋服や着物がいいな。
でも着物は学ぶことが多くて、それが面白いですね。
コメントを投稿