会場は紀尾井町ホール。
ここはJR四ツ谷駅から、上智大学の道を、ニューオータニの方まで少し歩いたところにあります。
出演は85歳くらい(?)の先生、息子さん(60歳くらい?)であるお家元、双子のお孫さん(30歳くらい?)による「親子三代の会」でした。
助演者の皆さん、お囃子の方もすべて男性でした。
ということで舞台は黒の紋付き袴で、重厚な感じでした。
曲目は「新曲浦島」・「橋弁慶」・「角兵衛」と、どれも勇壮な曲でした。
大先生はかなりお年なのですが、しっかりとした撥さばき、良く動く指などを見ると、まるでお年を感じられませんでした。
すごいものですね。
こちらはホールの窓から見た迎賓館。
曇り空なので、紅葉が良く見えずに残念でしたが、秋らしい素敵な風景でした。
この日は、朝のうちは雨が降っていたので、スカートにするより仕方ないかなと思っていたのですが、午後からは雨が上がったので着物にしました。
それでもまた降りそうだったので、濡れても平気なリサイクル大島紬です。
三味線の演奏会の時は、私自身は地味目に装うようにしています。
それでも他のお客様の着物姿を鑑賞できるのは、楽しみですね。
豪華な訪問着の方もいれば、ざっくりとした紬の方もいらっしゃいます。
歌舞伎鑑賞の時よりも、着物に慣れていらっしゃる方のほうが多いように見受けます。
この日は、80歳くらいの方で、焦げ茶とベージュのぼかしグラデーションがとても見事な着物のとてもおしゃれなおばあさまがいらっしゃいました。手描きの帯を締めていらっしゃいました。
姿勢もよく、髪の毛も美しくまとめてあり、しばし見つめてしまいました。
あのように年をとれたらいいなと思ったものです。
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