2019年2月18日月曜日

講談@神奈川近代文学館

先日、神田蘭さん▼の講談を聞きに、横浜まで行ってきました。


会場は神奈川近代文学館▼でした。


ここは「港の見える丘公園」の中にあり、とても風光明媚で素敵なところでした。

少し早めに到着したので、あちこちお散歩をして、その後、文学館の中にあるカフェで腹ごしらえ。
「和風サンドイッチセット」を頼みました。
これはパンの間にスライスチーズと海苔を挟み、そこにオリーブが入っていました。それをトーストしたものでした。
オリーブの塩味が効いていて、けっこう美味しかったですよ。


会場の前に行くと、開場時間よりずっと早いのに、多くのお客さんが並んでいました。
それで私も焦って並びました。


ファンの方が多いので、驚きました。

蘭さんはまずは白っぽい小紋姿で登場。
お客様を笑わせながら、本題に入りました。


初めは泉鏡花原作の「琵琶伝」。
琵琶というのは、オウムの名前です。
ちょいとコワイお話でした。

休憩の後は、「三代目沢村田之助とヘボン先生」
これは実話を元にしたものだそうですが、人気歌舞伎役者の田之介が足に大怪我をしてしまい、ヘボン博士が手術をして、みごとに治したというお話。
田之介はその後は義足で舞台に立ったそうです。
ヘボン博士はヘボン式ローマ字で有名ですが、実は医者であり、伝道師でもありました。
とてもリアルで、すごみも効いていて、面白かったです。

そして最後にはおまけの「365歩のマーチ」を会場のお客さんと一緒に熱唱しました。
「講談師90人のうちで、こんなふうに歌を歌う人はいませんよ」とおっしゃるとおり、蘭さんは、異色の講談師さんです。
ほんとに楽しい高座でした。

これで1200円はお安いです。
というか、私は交通費の方が高くつきましたが。

そしてなんといっても嬉しかったのは、蘭さんの素敵なお衣裳。
(写真がなくて、ほんとに残念!)
最初は白っぽい小紋で、次のお話の時は黒×紫の半身代わり。
実はこの衣装は、私の知り合いの着物屋さんでお誂えされた着物なのです。
客席からも「着物、素敵」とのお声がかかり、蘭さんはぐるりと後姿も見せて下さいましたよ。
サービス精神満載の高座でした。

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この日の装い。

だいぶ春らしくなったので、爽やかな水色の大島もどき。
これは福袋に入っていたモノ。
なんだか別人のような顔になってしまったので、顔はカット。


帯は叔母の遺品。
それにウッドビーズの帯締めです。


会場には4,5人ほどの着物姿の方がいらっしゃいました。


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