2019年2月5日火曜日

「テーブルウェア・フェスティバル2019」

先日、高校時代の友人に誘われて、「テーブルウェア・フェスティバル2019」▼というのに行ってきました。


場所は東京ドームです。


初日でしたので、朝9時過ぎからオープニング・セレモニーがあるというので、早めに到着しました。
ドームの野球グラウンドにあたるところが、セレモニーと展示の会場になっていました。
私たちは内野席に座りました。
ドームはずいぶん、久しぶりでした。


高円宮妃を来賓にお招きしてのフェスティバルです。
妃殿下は淡い紫色のスーツに、帽子をかぶられて、ハイヒールで颯爽としたお姿でした。


ドイツ大使などの来賓の挨拶があり、テープカットがありました。
中央のお二人が、大使ご夫妻です。


その後はテーブルウェア・コンテストの授賞式がありました。
コンテストの審査委員長は、高名な漆芸作家さんなのですが、実は友人の中学の同級生というご縁で、私もこの場に参加することができました。


他にも審査委員として料理研究家の服部幸應さん、行正り香さん、コーディネーターの加藤タキさんなどの有名人も列席されていました。

これはちょっと辛口になりますが、こういうセレモニーの時には、受賞者の方も、できることなら少しは華やかな服(洋服でも和服でも)をお召になられると、嬉しい気持ちが伝わるのではと思いました。
せっかく素敵なテーブルウェアをセッティングされる方なら、着るものにも少しは気を使ったら良いのでは、と感じました。

授賞式の後は、宮様がまずテーブルウェァの展示をご覧になり、その後は私たちもグラウンドに降りて、作品を鑑賞しました。

今回のメインはドイツの食器でした。
マイセン、ローゼンタールなど、有名な陶磁器がたくさん出展されていました。
どれも素晴らしかったですね。


有名人の作品も展示されていました。
こちらは黒柳徹子さんの食空間作品。


江戸切子のグラス、夏着物に、夏の花、というものでした。
私は、グラスよりも着物に目が行ってしまいましたが。


黒柳さんの作品の前で、友人と記念撮影。


こちらは、バイオリニストの川本郁子さんのテーブルコーディネイト。


他にも石坂浩二さん、東儀秀樹さんなどの作品がいろいろあったようです。

テーブルセッティングというよりも、室内全体のコーディネイトが肝心ということでしょうね。
こんな海の見えるお部屋なら、どんなお皿でも素敵に見えそう。


こちらは比較的お安い値段の食器コーナーです。
ストライプのお皿が気に入りました。
見せ方がお上手だと思いました。


こちらは「紬 bowl」という食器のコーナー。
このネーミングの由来を聞いてみましたが、よく分かりませんでした。
普段使いに良さそうな感じでした。
友人が素敵な紬を着ていたので、合わせて写してみました。


私は白地に青の模様の着物でしたので、こちらの似たような色合いのスープ用の食器と一緒に写してもらいました。


会場には、和洋食器の他にも、テーブルクロスとか、お花とか、ありとあらゆるものが展示販売されていました。
パンフレットを見ましたが、あまりにいろいろあって、訳が分からなくなったほどです。


このような貴重なフェスティバルに参加させていただき、良い経験になりました。
でも、あまりに広すぎて、いささか疲れました。


ということで、近くの居酒屋さんのような食堂に行って、ランチ休憩。


煮魚定食を選びましたが、メイン料理の他に、しうまい、切り干し大根、漬物もあり、味噌汁とご飯はお替り自由。
おまけにテーブルには生卵と焼きのりがあり、これは食べ放題。
それで850円(税込み)というリーズナブルなお値段でした。
きっと平日にはサラリーマンで満員になるお店でしょうね。

せっかく素敵なテーブルウェア・フェスティバルに行ったのですが、あまり食器にこだわりのない気軽なランチになってしまいました。
でも友人とゆっくりおしゃべりができて、お腹もいっぱいになりました。

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この日の装い。

こういうイベントには何を着たらよいのか分かりませんでしたが、勝手に考えて、「北欧風の食器」のような白地に青の模様の着物にしました。
これは「着物+帯」のセットで販売されていたものの着物だけですが、洋風の着物も、役立つ時がありました。


同色の帯は、着物友だちから譲られたもの。



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