2019年2月9日土曜日

映画「7つの会議」

昨日は、あるところに出かける予定にしていたのですが、外に出たらあまりに寒くて、北風も強いのでめげてしまい、急遽、近所で映画を見ることに変更しました。

初めは、人類史上初の月面着陸を果たしたニール・アームストロング船長を描いた「ファースト・マン」▼を見ようかと思ったのですが、上映時間が150分と長いので、やめました。
それで見たのが野村萬斎さん主演の「7つの会議」▼です。

これは池井戸潤さんの小説を映画化した企業モノなので、分かりやすいストーリーです。
「半沢直樹」や「陸王」と同じ手法のドラマです。
原作は2012年に書かれているようですが、データ偽装とか資料隠ぺいなど現代社会にぴったりのお話でした。

登場するのは、万年係長であるダメ社員の野村萬斎。
ただし、いくらダメ社員といっても、立ち姿があまりにキリリとしていて、さすがに狂言方だというのが、にじみ出てきましたね。
前に見た池坊専好を演じた「花戦さ」▼も面白かったけれど、スーツ姿も似合いましたね。
他には片岡愛之助、香川照之、及川光博、鹿賀丈史、橋爪功、北大路欣也などそうそうたるメンバーです。
小泉孝太郎が、ちょいとでてきたのも、楽しかったですね。

男社会というのは大変なんだな、というのが率直な感想ですね。
上司や親会社との人間関係にもまれ、自分の生き方を曲げないと生きていけないなんて、みじめですね。
そして、この会社では、女性は経理の伝票を切る補佐役としか登場していないのです。
会社にも女性の役員がいれば、少しは違う対応ができたのでは、と思うのは浅はかなんでしょうか。


いろいろな有名人が出ていましたが、映画の最後のキャストのところに世良公則さんの名前が出ていて、あれ、どこに出ていたのだろうとと思ったら、なんと親会社から出向している副社長という重要な役だったのです。

えー、世良さんが、あの村西副社長役だったとは。
ショックです。
全然、分からなかったわ。

私にとって世良さんといえば「あんたのバラード」とか「燃えろ、いい女」の歌手の印象しかなかったのです。
あくまでもツイストの世良さんだったのに、あんなおじさんになってしまったとは。

まぁ誰でも年を取るのは仕方ありませんが、男は辛いわね。

一つ疑問ですが、原作を読んでいないので分からないのですが、会議の場面はたくさんありましたが、どうして「7つの」なのかしら。

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この日の装い。

防寒第一で、暖かい紬の着物にしました。
たしか大和の骨董市で2000円で買ったものです。


帯は叔母の遺品のリバーシブル帯。


裏側が緑なので、帯揚げとウッドビーズは緑にしました。
(ちょいとタレが長すぎましたね)

実はこのところ、気温差が激しいためか、体調があまりよくありませんでした。
でも、半日だけでも着物で過ごしていたら、体調は回復して、すっきりしました。
偶然かもしれませんが、でも着物は寒い日には良さそうです。


2 件のコメント:

マサ さんのコメント...

私も、「え?村西副社長って世良公則だったの?」とびっくり!
見覚えがあるけど誰だったかな~と思いながら見ていたんですけど。
むくんだおじさんでしたよね、あの中ではまともな人物でしたが。

ほんとに女性が登場しませんでしたね。
まぁ、企業は今でも男社会なんでしょう。

やっとパソコンが戻ってきました!

おおしまとしこ さんのコメント...

マサさんも気づきませんでしたか?
私はネットで調べて分かりましたが、びっくりですよね。

パソコン、直りましたか。良かったですね。
私はスマホの調子が悪くて、代替品をもらったら、それも調子悪くて、また変えました。
嫌になります。
そのたびにパスワードを入れて設定しおし。
時間が無駄ですね。