2019年1月31日木曜日

2019正月 宮古島 9 まとめ

お正月に、カナダから来日した妹夫婦と一緒に出かけた宮古島ですが、現在、妹の住んでいるトロントはマイナス20℃近いとかで、宮古島が懐かしいそうです。


さて、私たちが宮古島に向けて、羽田空港を出発したのは1月4日でした。


西に向かう飛行機は、結構時間がかかりました。
3時間半ほど乗って、宮古島空港へ直行しました。
空港ではブーゲンビリアの花がお出迎え。


ホテルに着いて、今度はレンタカーを借りに行きました。
その時の様子はこちら▼

そしてそのままドライブとなりました。
最初に行ったのは、宮古島の西の方にある「來間大橋」という橋でした。
宮古島と、小さな來間島とを繋ぐ橋です。
この橋は、1995年に開通して、全長1690メートルだそうです。
もうかなり夜になってしまったので、周囲の様子はよく分かりませんでしたが、かなり長い橋でした。


こちらは2日目に出かけたところです。
東の先端にある灯台です。
東平安名灯崎台。


ここは海もきれいでしたね。


ここに設置された地図を見て驚きました。
宮古島から東京までは1800キロもあるのに、台北までは400キロしかないのです。
またソウルまでは1400キロということも意外でした。
東京よりも台湾や韓国の方が近いのでした。


こちらは、北の端にある海です。
浜辺を窓越しに写しましたが、とてもきれいな海でした。


宮古島の北の方では、「雪塩」▼というブランドの塩が有名です。
「雪塩ミュージアム」というところでは、いろいろな味のする塩やお土産物が売られていました。
ここで購入した「雪塩ちんすこう」は友人の間でも好評でしたよ。


この先には、池間島とを結ぶ「池間大橋」という長い橋があります。
1425メートルという橋です。

最後に行ったのは、伊良部島と繋がっている「伊良部大橋」です。
3540メートルと、とても長い橋です。


これはかなり有名で、この橋の写真は宮古島のパンフレットにはよく使われています。

車の中から写した様子です。


伊良部島の様子。


この島では「サシバ」という鳥が有名なのですが、こちらは、その鳥の形をした牧山展望台です。
お天気が良ければ、景色が最高なところですが、この時は雨と風が強くて、ちょいと残念でした。

簡単にご紹介しましたが、ほぼ三角形の形をした宮古島には、それぞれの離れ小島とを結ぶ池間大橋、來間大橋、伊良部大橋という3つの長い橋があり、その橋を渡るだけでも、良い思い出となりました。


また、これから宮古島に行く方のおススメはこちらの「島の駅 みやこ」▼です。


「道の駅」のようなところで、地元の農産物が手に入ります。
お土産も売っています。
我が家はここで「パッションフルーツ」を山ほど買ってきて、東京に戻ってからも毎日いただいていました。
やはり地元で採れたものはおいしいですね。

楽しく過ごせた宮古島でした。


そうそう、忘備録として、以下も追加しておきます。
○折りたたみ傘を持参しましたが、傘はホテルのものを使ったので、不用でした。
 上の写真で私が持っているのが、そのホテルの傘です。
○水着も持参しましたが、プールで泳ぐには寒すぎました。

どなたかのご参考になればと思い、リンク先をまとめておきます。

1 概要▼
2 旅の装い▼
3 チケット▼
4 レンタカー▼
5 食事編▼
6 みんなの趣味▼
7 宮古上布▼
8 ホテル編▼
9 まとめ▼

2019年1月30日水曜日

草木染講座@都立三鷹高校 その3 石けん作り

都立三鷹高校で開かれた公開講座「草木染講座」の3回目の報告です。


この日は、まず、透明石けん作りに挑戦しました。

材料は以下の通りです。

豚の脂(ラード)
やし油(ココナッツオイル)
ひまし油

エタノール
砂糖(グラニュー糖)
水酸化ナトリウム
草木染液 各種

この実験は、操作を間違うとかなり危ないそうで、液が目に入ったりしたら失明し、飲んだら死亡してしまう、というものでしたので、みんな、慎重に作業をしました。

まずは油類をまとめて、65℃位の温度で湯煎して、溶かします。


油が溶けたら、それらをビーカーに入れて、スターラという器具で混ぜ合わせます。
何やら実験ぽいでしょ。


油類が混ざったら、そこにエタノールを加えます。


しっかりと混ざったら、今度は草木染液を加えます。


私たちの班は、紫色がきれいな紫根にしました。


とてもきれいな赤色になりました。


そこに、水酸化ナトリウムを加えます。


するとなんだか色が変わりました。
深緑のようでした。
湯煎をしながら溶かしています。


この作業を20分ほど続けたところで、今度は砂糖を加え、またかき混ぜました。

そしてプリン型に流し込みました。


こんな感じです。


これを氷水の上で冷やします。


屋外で良く冷やします。
いろいろな草木染の液体で染めたものがありました。


固まったら、型からそっと抜き取ります。

こちらは、山桜の液を使ったグループのものです。


このまま一月ほど冷暗所に置くと、石けんとして使えるようになります。

担当の先生(女性)は、添加物がないので、お肌にはとても調子が良い、とのことです。

ただし、これは材料費がかなり高くなるので、普通の化粧品会社とか石鹸会社では、採算が合わないので作らないのだとか。

ということで、まずは手作り石けんの実験をしました。

後半は、また染色作業となりました。

(この項、続きます)


2019年1月29日火曜日

手元にない着物

以前も同じような内容のブログを書いた記憶がありますが、私はパソコンのデスクトップに「手元にない着物」というフォルダーを作っていて、そこには以前は着ていたが、何らかの理由によってすでに手元にはない着物の写真を集めています。

というのも、着たいと思っていた着物をいくら探してもなかったことがあり、よく考えたらそれはすでにどこかに放出していて、探しても見つからないのが当然だった、ということがあったからです。
それで忘備録のために、そういうフォルダーを作っているのです。

今回のブログでは、そのフォルダーの中から、いくつかの着物姿をアップしてみて、着なくなった理由なども添えて、ちょっと振り返ってみようと思います。

(手に持っている古いカメラ、スマホが懐かしい!)


深緑色のレトロ着物。
旅の途中、京都の古着屋さんで2000円か3000円で購入。
てろんとした布が気持ち良かったのですが、着物としてはちょっとでしたので、ブラウスに改造してもらって、今でも時々着ています。
水色×金色の帯も、すでに手元にはありません。


この小紋は、たんすやさんで買ったような記憶があります。
着心地は良かったのですが、身幅が狭くて、それで手放してしまいました。
黒に菊の帯は、今でも秋になると活用しています。


数年前、職場の近くのリサイクル着物屋さんで購入したもの。
たぶん2000円くらいでした。
素材は不明ですが、単衣の着物。
麻と化繊が混じっていたようで、なんだかチクチクするので、手放してしまいました。
赤い半巾帯も手元にありません。


黒に白の格子の着物。
有楽町の大江戸骨董市で買った記憶があります。
好きだったのに、どういうわけか、今は手元にありません。
それにしても、この頃は太っていましたね。
この帯は、上の写真の裏側です。


銀座きもの大市で買った記憶があります。
細い縞模様で、大好きでしたが、身幅が狭くて、それで放出したのだろうと思います。
私はこういう着物と、黒い帯の組み合わせが一番好きです。


これはかなり昔に買った紬。
地味というか、ばば臭いというか、それで放出したのでしょう。
この赤い帯は、いつどこで手に入れたのか、まるで記憶がありません。


下北沢のリサイクル着物屋さんで買った大島紬。
水色とグレーの色が素敵でしたが、全体的に大きくて、丈が長くて着にくかった記憶があります。
黒×金の市松模様の帯は、今でも活躍中。


これは祖母が着ていたとても素敵な市松模様の小紋。
大好きでしたが、丈が140センチくらいしかなくて、さすがの私もぎりぎりでした。
それで泣く泣く放出。
紫の帯も好きでしたが、柄出しがとても大変で、二部式に改造しましたが、それでも使いにくくて、今は柄のところだけ、額の中に入っています。


かなり昔に、どこかのフリマで500円で買ったウールの着物。
暖かくてよかったのですが、着ていて高揚感が感じられず、放出しました。
黄土色の博多帯も、手元にありません。


これもどこかのフリマで安く買ったもの。
もっさりしている感じで、数回着て、放出しました。

******

他にもまだありますが、全体的に、今の着物よりも地味ですね。
昭和風というか、「ただ着ている」という感じです。

今ならもう少し違ったふうに着るかもしれませんが、もう手元にないので仕方ありません。

何かのご参考になったでしょうか。



2019年1月28日月曜日

「和の出会い」

昨日は、市の伝統文化交流会「和の出会い」▼というイベントに、「智の会」▼のみなさんとご一緒に、三味線で参加してきました。


こちらの市の施設で開かれました。


立派なホールです。


開演は午後からでしたが、私たちは、午前中に集合しました。


こちらは更衣室です。


まずはお稽古。
私たちは「勧進帳」の中の「瀧流し」というところを演奏します。

先生には、何回も何回も三味線のお調子をチェックしていただきました。


そして舞台に上がってのリハーサル。
この時は、お唄の先生と、お囃子の方たちも加わって、本番と同じようにしました。
先週は、三味線と上調子の助手さんだけでお稽古をしたのですが、お囃子が加わるととても華やかになりますね。
私は大鼓のお隣に座りましたが、「イヨー」「ホー」という掛け声がとてもよく響いて、気持ちが良いものでした。
そして掛け声とともに、右手がスーッと目の前に伸びていくのが、とても面白く思いました。

私の感覚としては、この時の演奏は自分で納得がいくものでした。
これまでどうしてもうまく弾けなかった部分も、うまくクリアできて、気分よく演奏できました。

その後は控室に戻って、各自で自主練習でした。


(着物を着ているのは初心者グループの方たちです)

鼓は、こんなふうにして電熱器で乾かしていました。


本番は午後3時過ぎだったのですが、待ち時間が長くて、私は安心してしまったのか、気が緩んで、本番ではちょいと手を間違えてしまいました。
そこはまぁなんとかごまかしたのですが、やはり気分は良くなかったですね。
今後の反省材料です。

地元の着物友だちが来場されて、演奏風景を撮影してくれました。


ということでなんとか演奏を終了しました。
会のメンバーの初心者の方たちからは「すごく良かった」と言われました。
みんな揃って弾けたのが良かったかもしれませんね。

今回は初心者のグループには、なんと今年の初めに来日して、三味線を触ったのが初めてという留学生も参加していて、びっくり。
「松の緑」の前弾きを演奏していました。
先生の教え方が素晴らしいのでしょうが、あまりにちゃんと弾けるので驚きました。

他にも80歳代の方も数名いらっしゃいますし、壮年男性、私たちのような中年女性(?)など、さまざまなメンバーがいますが、それも面白いですね。

ご指導いただいた先生、助演されたお唄の先生、助手の先生、どうもありがとうございました。

お囃子の方たちです。
みなさん美男美女揃いでした。


写真がまだ全部揃っていませんが、取り急ぎ速報をお知らせいたしました。

次回は、7月にゆかた会があります。
この時は「鷺娘」を演奏することになるようですが、さて、三味線を三下がりにしてまたお稽古を始めましょう。