これは新内のお師匠さんであり、江戸文化の普及につとめている富士松延千代さん▼が企画したもので、本格的な花魁の姿をした女性が、駅前をしゃなりしゃなりと歩くものでした。
スタートはこちらの呉服屋さん。
花魁や新造さん、太鼓持ち(?)が行列をして歩きました。
たくさんの人がカメラに写していましたね。
花魁役の方はとても美しくて、ポーズも決まっていました。
それにしても、、下駄の高かったこと。
よく歩けるものですね。
みなさんが勢ぞろいしたところです。
道中の後は、呉服屋さんの二階のお座敷へ。
延千代さんがパワーポイントを駆使してお江戸の文化を説明したので、とてもよく分かりました。
新内は平井権八と吉原の遊女・小染さんの愛情劇。
江戸の侠客(きょうかく)幡随院長兵衛(ばんずいいん・ちょうべえ)も登場するお話でした。
激しくも悲しいお話でしたが、延千代さんのツヤのある喉と三味線で切なく聞かせてくれました。
新内の三味線は、私が習っている長唄三味線とはまるで違う音色ですが、なかなか良いものです。
端唄や小唄も披露していただきました。
その後は、大江戸クイズをしたり、くじ引きをしたりで、楽しいイベントになりました。
なお次回の花魁道中、藤沢で12月20日に行われるとのことです。
詳細はこちら▼をご覧ください。
その後は、世田谷マダムのHさんと、老舗のケーキ屋さん「ニシキヤ」▼でおしゃべりしました。
こちらのお店は障碍者支援を行っていて、お店の壁には障害のある人が描いた絵が架けてありましたが、どれもとても明るくて、生き生きとした絵でした。
ロールケーキがおいしそう!
ケーキ屋さんにぴったりの絵ですね。
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この日の装い。
骨董市で買った白っぽい紬です。
写真で見ると夏向きの感じがしますが、かなりゴソッとした紬です。
これまでこの着物を着るときは、赤×黒の帯を締めることが多かったのですが、今回は水色系のレインフォレスト帯を締めてみました。
どんな着物にも合ってしまうレインフォレスト帯は、かなりのお助け帯となっています。
2 件のコメント:
花魁道中に新内なんて素敵な企画ですね。
12月は花魁役の方が裸足なので、ちょっと気の毒かも・・・
よーでるさん、かなり本格的な花魁姿でしたよ。
みなさん、新内のお弟子さんだそうですが、すごいですよね。
そうそう、花魁は素足なので、12月は寒いでしょうね。
こちらはぬくぬくとしていられますが・・・。
新内はストーリーが分かると面白いですね。
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