週に何回か、市内のさまざまな環境のもとで暮らす、高齢者の生活の有償ボランティアをしています。
個人情報保護の観点から、あまり詳しいことは書きませんが、お手伝いはこんな感じです。
団地で暮らす方の夕食作り
高齢者向け住宅で暮らす方のお部屋の片付け
大邸宅で暮らす方の床掃除
マンションで暮らす方の植物手入れや食器棚整理
庭付きマンションで暮らす方のお風呂の掃除
一軒家に住んでいた奥様の和服の整理
二世帯住宅で暮らす方の部屋の掃除
(他にも病院への付き添いなども依頼されますが、それは辞退しています)
配偶者がいる方、いない方、
お子さんがいる方、いない方、
いろいろな方がいらっしゃいます。
健康の程度もさまざまです。
そしてどんなところに住んでいらっしゃっても、みなさん共通して言えることは、モノをものすごくいっぱいお持ちだということです。
それだけ経済力があったことの結果でしょうけれど、賞味期限切れのものや、今後、絶対に使わないと思われるものも多く、捨てられない症候群とでもいうのでしょうか。
昔の思い出としてとっておきたいのか、あるいは単に整理整頓が苦手なのか、分かりません。
好きなものに囲まれて暮らせるのは、それは幸せなことかもしれません。
ところが、どなたも
「なんとか片付けたい」
「整理したい」
とおっしゃるのですが、行動に移すことはありません。
私は若い世帯の方のおうちの中の様子、というのは最近はほとんど知りませんが、若い人でもモノに囲まれているおうちは多いのでしょうか。
日本人全体が物持ちなのか、あるいは老人だから物持ちなのか、どちらなのでしょうね。
私自身は片づけは苦手な方ですが、モノはなるべく少なくして、残された人が困らないようにしておきたいと思います。
とはいえ、美術館や博物館に出かけると、昔のものの保管の良さに感動することもあります。
モノは取っておいたほうがいいのか、少ない方がよいのか、なかなか判断に苦しむところですね。
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