先日、北品川にあるコミュニティ・スペース「うなどこ」に行った時▼、金継ぎを教えていらっしゃるシャンデリア先生にお会いしました。
本来の金継ぎは漆を使うため、時間がかかり、かぶれたりする人もいるというので、漆を使わない簡単な方法も教えている、というので、それなら私でもできるかと思い、またシルバーパスを使って出かけました。
ところがこの日は都営浅草線で事故が起きたため、大門の駅でかなり待ちました。
JRのルートを使っていけばよいのですが、シルバーパス利用のため、駅で待って、ようやく「うなどこ」に到着しました。
金継ぎは、いろいろな素材を組み合わせて作れるとのこと。
日本の器、海外の器、ガラス、昔のものなどたくさん並んでいました。
気に入ったものがない時は、割ってみることもあるそうです。
私は下の写真にある、白地に緑の模様のあるお茶碗のかけらを使いたかったのですが、どの部分にするか、悩みました。
ガラスは割とすんなり決まりました。
参加者のみなさんが、あーでもない、こーでもない、と言いながら選んでいるところです。
高度な技に挑戦される方、旅行のお土産の石を取り入れたい方などいらっしゃって、それも楽しいですね。
でも、みなさん、素材選びに時間がかかっていました。
私も、ようやく候補が決まりました。
シンプルに二つを繋ぎ合わせるだけです。
どちらも帯留にする予定なので、帯に沿うような形にしました。
このパテで、つなぎ合わせます。
みんな真剣な表情で作業をしています。
なんとか接着できました。
ただし、本当はもっとパテを細く、滑らかにしないといけなかったようです。
表面が凸凹しているので、紙やすりや、ルーターという道具で滑らかにしました。
こちらはパテの上に、金を塗っているところ。
細い筆で描くので、難しかったです。
お隣に座った方の作品。
赤い部分がアクセントになり、効いていますね。
お隣さんは、二つ目に挑戦されていました。
クローバーのような形でした。
これはパーツが4個なので、ちょっと難しいのです。
私のもなんとか、金と銀が塗れました。
洗濯ばさみで挟んで立ててあります。
みなさまの作品です。
左上の白いのは、同じ石を3つ使ってありましたが、シンプルで素敵ですね。
赤が効いていると、素敵です。
右の白と青の組み合わせは、素材の厚みが異なるため、とても高度な技術が必要でした。
紐を通して、ペンダントにされた方です。
南の島の思い出の石が入っていて、オシャレですね。
私も家に帰って、帯締めに通して、帯の上に置いてみました。
金継ぎを教えていただいたシャンデリア先生、先輩の皆様、ご一緒した皆様、どうもありがとうございました。
楽しい時間を過ごすことができました。
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この日の装い。
あまりに暑かったので、洋服にしようかと思いましたが、帯をしていないと帯留の雰囲気が分からないので、浴衣に兵児帯というお気軽スタイルにしました。
ご近所のブログ友達からいただいた浴衣です。
適当結びにしてあります。
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