昨日は、「源氏物語を楽しむ会」でした。
月に一度の読書会ですが、ぼちぼちとやっています。
会場はいつもどおり、世田谷区の施設ですが、今回は朝の9時から正午まで使える時間帯を予約したので、3時間たっぷり、利用できます。
それで前半は、源氏物語とは関係のないおしゃべりをしていました。
とはいえ、そういう無駄のようなおしゃべりも、情報交換としては大切です。
今回の「源氏物語」は、明石で出会った女性恋に落ちた光源氏が、都へ戻ることになった場面でした。
彼女は身ごもっていて、本当は、源氏にはずっとそばにいてもらいたいのです。
とはいえ、都には源氏の最愛の妻をはじめ、いろいろな女性が待っているし、政治的な立場からも、戻らなくてはなりません。
そんなお別れを惜しむ場面ですが、源氏は琴(きん)の琴を弾いて、彼女を慰めます。
そして彼女も、「私のことを忘れないで」というように筝(そう)の琴を弾くのでした。
彼女のお父さんの明石の入道は、この琴の名手でした。
琴(きん)の琴というのは、琴柱(ことじ)がなくて、七弦の琴のようです。
そして筝(そう)の琴というのは、十三弦の琴で、琴柱(ことじ)があり、大体、今の琴と同じ形をしているようです。
琴の糸というのも、長く弾いていないと、調子が狂ってしまうようです。
それで光源氏は、
「この糸の調子が狂わないうちに、必ず逢おう」と約束したのでした。
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その後、錦糸町にある「シルクロードカフェ」▼というところに行きました。
もちろん、シルバーパスを利用して行きました。
都営新宿線の住吉駅で降りて、半蔵門線で一駅行くと、錦糸町なのです。
こちらがシルクロードカフェの入り口です。
ここでは毎週火曜日のお昼時には、笛と筝の演奏があるというのです。
そのライブは、ランチ付きで1500円というので、どんなものか楽しみにしていました。
中はなんというのか、イスラム風というか、アジア風というか、とにかく変わった空間でした。
夜はいろいろなライブ演奏をしているところのようです。
まずはランチをいただきました。
いろいろチョイスがありましたが、私は「ガパオ」を注文しました。
これはたしかタイ料理ですよね。
サラダには、米のようなキアヌもトッピングしてありました。
デザートもおいしくて、飲み物は、メインとデザートの両方に付いていました。
こちらの舞台で、演奏がありました。
男性が笛、女性がお筝のデュエットでした。
最初はユーミンの「飛行機雲」で始まりました。
その後に、数曲、ポピュラーミュージックの演奏があり、最後はやはりユーミンの「ルージュの伝言」でした。
なかなか素敵な演奏でしたよ。
琴を弾いていたのは、藝大卒の可愛い若い女性でした。
古典曲ももちろん弾くそうですが、ランチタイム用に軽い曲を演奏しているそうです。
ということで、昨日は光源氏の琴と、若い女性の筝を楽しむことができました。
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この日の装い。
雨の予報もあったので、濡れても大丈夫なように、しじらにしました。
これは「八王子娘」さんのバザーで、ワンコインでいただいてきたもの。
帯は久しぶりに麻の名古屋帯にしましたが、半巾帯に比べると、お腹の周りがかなり暑いですね。
冷房が効いたところでは大丈夫ですが、炎天下では無理ですね。
水色の半襟は、百円均一の手拭いです。
うちに戻ったとたん、すごい雷雨になりました。
濡れないで助かりました。
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