2022年11月2日水曜日

「再生広場あん*ふぁん」さんとの再会

コロナ禍の前は、京都によく出かけていました。

その時にお邪魔したのが、「再生広場あん*ふぁん」さんというリサイクル着物屋さん。昔の小さなサイズの着物もあり、それがチビの私にはぴったりでしたので、実店舗だけでなく、ネットでも何回か利用させてもらっていました。

その「あん*ふぁん」さんが、初めて上京して対面販売をされるというので、喜んで出かけてみました。

「マルシェ in 吉祥寺」というイベントでした。

吉祥寺は私がかつて通っていた高校や大学にも近く、馴染みのある場所です。

お店の前には華やかな花が飾ってありました。


ポスターもなかなか素敵でした。今回は関西から6店舗が出店されていました。

お互いにマスクをしていましたが、すぐに分かりました。しばし世間話をして、3年間のご無沙汰を埋めました。

こちらのお店でまず目についたのは、帯締めです。五嶋紐という有名な帯締めですが、とてもリーズナブルなお値段になっていました。変わった模様が組み込まれていて、裏面も使えるようになっているものでしたので、購入することにしました。こういう模様入りの帯締めは、私の技術では絶対に作れないのです。

この日は紫色系統の帯を探していたのですが、ちょっとイメージ通りのものはありませんでした。ところが「これはどうかしら」と手に取った薄い黄緑色の染帯が、薄手で、紫色もほんのりと入っていて、上品な帯でした。よく見ると、カブの模様なのです。

黒っぽい着物や、茶系統の着物にも合いそうです。

ということで、久しぶりに対面でお買い物を楽しみました。

「あん*ふぁん」さんのスタッフさんと。

「あん*ふぁん」さんは現在は宇治市で販売をされているとのこと。いつか宇治に出かけて、またお買い物を楽しみたいものです。

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この日の装い。

リサイクル着物を見に行くので、誂えた着物ではなく、「着物交換会」で譲っていただいた着物と帯でまとめてみました。


かなり大胆な模様の銘仙でしょうか。
これを譲っていただいたのは、私よりもずっとお若くて、背もスラリと高い方なのですが、昔の小さい着物でしたので、私にはぴったりでした。

帯は黒地にシルバーの花菱模様。これも着物交換会でいただいたものですが、とても役立っています。

実は羽織も、りんりんさんから譲っていただいたリサイクル羽織。

ということで、この日の装いは、ほとんどお金をかけていないものでした。

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「一日一句」

秋晴れや 都に繋がる 名古屋帯


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