2024年11月10日日曜日

先輩の着物イベント訪問

今日のブログの主人公は、私よりもだいぶ年下の方なのですが、あえて「先輩」と呼ばせていただきます。

というのも、それは彼女は、現在、私が通っている大学の先輩だからです。

彼女の存在を初めて知ったのは、今年の1月に、入試の二次試験の面接時、私はいつもの習慣で、着物姿で臨んだ時です。

面接官の先生は私の姿を見て、「以前、こちらの大学で着物の研究をした人もいますよ」と教えていただきました。「えー、着物をテーマに研究した人もいるのか、自由な大学なんだな」と嬉しくなったのを覚えています。

その後、私は入学を認められ、大学に通うようになりました。江戸東京の授業で、担当の先生が「江戸小紋や男性の袴の研究で論文を書き、そして起業して着物の事業をしている卒業生がいる」と教えていただきました。

そんな人素晴らしい人がいるのかと思い、彼女の論文に目を通しました。あれこれ検索してみると、ちょうど11月の連休中に、中央線の西荻窪で展示会のイベントがあるという情報を見つけました。

西荻窪は私のテリトリーですし、是非、お目にかかってお話を聞かせていただきたいと思い、ギャラリーに向かったのです。


お店のドアを開けると、にっこりと微笑んだ女性がいました。

その方こそ、「KIMONO SMILE」を起業したHさんなのでした。

わー、嬉しかったですね。

ギャラリーにはインド更紗の切りばめ半幅帯や、木綿やポリの素敵な着物が並んでいました。手入れが簡単で、手軽に扱える着物が一番だと言うことは、私も同感なので、ほっとしました。


お人形さんは、ダンガリー生地の振り袖に半幅帯。
そして見えても可愛い三重紐。

大学のこと、論文のこと、着物のこと、などあちこち話が飛びました。

在学中はコロナ禍のため、オンライン授業が続いたとのこと。そんな中で起業してしまうとは、並大抵の努力ではなかったはずです。

何よりも「着物を着て、笑顔になろう」というコンセプトに同感しました。

私自身は、なんとかの式のため、親類づきあいのため、など形式張った着物はいやですね。日常的に着る着物、そして少しはオシャレな気持ちになって、年齢とは関係なく背筋がピンとなるような着物、気分が上がる着物が一番だと思っています。

そんな思いをしていたので、「KIMONO SMILE」さん、フレーフレーと応援したいですね。

個人で活動している着物関係の知り合いはたくさんいますが、大学の先輩である方は初めてです。

今年の着物サローネでは、あの近藤サトさんのYouTube番組に出演されました。反響がすごかったそうです。

きりばめ半幅帯の魅力が伝わってきます。サトさんもテンションが高い!

https://www.youtube.com/watch?v=wzLjoXcYw-Y

(1分35秒から登場)

私もペイズリー模様のコットンの半襟を記念に購入しました。

すごい先輩だな〜、と思いつつ、ギャラリーを後にしたのでした。

ホームページはこちら。笑顔になれる着物です。

    KIMONO SMILE▼

インスタ、ラインなどでも展開されています。

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この日の装い。

初対面の方にお会いするのに何を着て行こかと、ちょっと迷いましたが、骨董市で求めた濃い緑の無地の着物と、「着物お譲り会」でいただいたオレンジ色の袋帯。



上に羽織ったのは、「ろっこや」さんからアイデかをいただいた洋服ポリ生地の羽織です。





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