2018年6月25日月曜日

2018梅雨どきの京都 6「隋心院」

勧修寺で花の庭園を鑑賞▼した後は、また小野駅に戻り、反対方向にある「隋心院」▼に行きました。


隋心院は、真言宗のお寺で、弘法大師の弟子の仁海僧正という方が991年に創建したお寺だそうです。ずいぶんと古いお寺なのですね。
その後、後堀河天皇の時から門跡寺院となりました。


この辺りは、小野一族が栄えたことから、絶世の美女として名高い小野小町ゆかりの寺となっています。
百人一首でもお馴染みの「花の色はうつりにけりないたづらに・・・」の句が刻まれた歌碑もありました。


境内には、小町に寄せられた多くの恋文を埋めたという文塚もあるそうです。

お寺は、梅林の奥にありましたが、あまり観光客を意識しない普通のお寺と言った感じでしたね。


建物の中からは、お坊さんたちの読経の声が聞こえていました。


ここも訪れる人は少なかったですね。


「極彩色梅匂小町絵図」という障壁画がありました。4枚つづりでした。
なんだかここだけ色鮮やかで、ちょっと他の風景とはそぐわないような感じもしました。


2009年の作品だそうです。
これは小野小町の一生を描いたもので、それによると彼女は秋田県生まれだったとか。
秋田美人だったのですね。

外には小野小町が使用したという井戸(?)というのがありました。


小野小町は、ここで顔を洗ったのでしょうか。


この後は、醍醐寺に行くつもりでしたが、空模様がちょっと怪しくなったので、また地下鉄に乗って、三条京阪まで行ったのでした。

(この項、続きます)

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