2008年6月6日金曜日
ショートステイ
母をショートステイに入所させるために、午前中は仕事を休ませてもらう。
施設からお迎えのバスが来て、母と一緒に乗り込む。
今までショートステイは何回か利用したことがあるけれど、こんどの施設は初めてのところ。
先月、入所するために、いろいろと相談をして、書類もあれこれ提出してきた。
それでも今回、入所するにあたり、またいろいろと尋問があった。
まずは若い女医さんに診察をしてもらう。
体温、血圧などを測り、その後は問診。
胃の手術をしたのはいつなのか、薬の管理はどのようにしているのか、食べ物に好き嫌いはあるか・・・・。
とりあえず女医さんからは入所にOKが出たようで、母を居室まで連れて行く。
と、今度は相談員、看護婦さん、食事係、リクレーション係、生活なんとか係、理学療法士さん等が次々に登場して、それぞれの係の人との面談が待っている。
何回も何回も同じ質問攻めにあう。
「お食事に好き嫌いはありますか?」
「ご飯はおかゆでなくていいですか?」
「今まで何回ショートステイを利用されましたか?」
そんな質問にはとっくに書類で答えているはずなのに、また同じ質問。
こういうことって、質問する人は一回かもしれないけれど、答えるほうは何回も何回も同じ説明をしなければならない。
どうして、一箇所にデータを管理して、それぞれの係の人が見られるようにしないんだろうか。
入所の手続きは時間がかかるばかりだ。
それでも年寄りを預かってもらうので、こちらは低姿勢にしなければならない。
昼ごはんのチャイムが鳴った。
すると、見渡せば食堂にはおじいさん、おばあさんの姿がどっと集まってきた。平均年齢は80歳くらいなのだろうか。
ふー、ようやく手続きが終了した。
施設の外へ出たら、真夏の太陽が照りつけていた。
そこから職場までかなりの距離を歩いたので、暑さで疲れる。
それでも構内に一歩、足を入れると、そこは平均年齢25歳から30歳くらいの若者ばかり。
ふー、若いっていうのは、それだけで価値があるのね。
今回のショートステイはほんの数日間で終わってしまう。
しかし、帰宅したときに誰も家にいない、というこの爽快感は何モノにも変えがたいのだ。
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6 件のコメント:
実家の父にも、一度ショートステイを利用してもらおうかと思ったことがあるのだけど、ケアマネージャーさんに、「お父さまの場合は、無理じゃないかしら」って、言われてしまったの。利用しているデイサービスの施設の方にも、同じようなことを言われたわ。他の方に迷惑をかけるかもしれないから、とか。年に一回でも利用できると、母も息抜きができると思うンだけどね。
でも、としちゃんは偉いわ。お母さまの世話を毎日なさっているんですものね。爽快感を十分味わってね。
私は何も特別な世話をしているわけではないんですけど、夜中にガタガタと物音がしないだけでも、ほっとできるわ。
こちらの希望を聞いてくれないケアマネだったら、代えてもいいんじゃないの?
無理かどうかは一度体験してみなければ、分からないでしょ? 意外とすんなりと溶け込むかもしれないし。
としちゃん暑い中お疲れ様でした。
家も母が現在老健施設でお世話になっています。一度自宅に帰ったのですがこけてまた戻りました。出入りの度にすごい量の書類を書かなければなりません。2通ずつ。
出る時もデイケアーとかベッドの借り入れとか食事とかそのたびに所属が違うので大変です。
ショートステイを上手く利用できればこちらも気持ちの余裕がうまれますよね。
一人の時間も大切ですね。
さとさん、ほんとうにどうしてあんなにたくさんの書類がいるんでしょうね。お年寄りだけだったら、お手上げですよね。
今朝も薬が足りないとか、歯磨きがないとかで、また出かけてきました。疲れるわ。
呼び出しがなければいいんですけれどね。
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