2008年9月15日月曜日
東大界隈 その2
当時、私は東大で仕事をしていたけれど、大学卒業の次の日に結婚式をしたという新婚さんだったので、いつも余計なところには寄らず、仕事の後はお茶の水にまっすぐ戻り、そして中央線で通勤をするという日々だったの。
ということで、東大界隈は銀行と郵便局とランチに行ったお店以外はあまり知らないの。
それでウン十年経ち、ちょっと大人になった私は、東大近辺で面白いお店を探してみたのです。
そこは「金魚坂」というお店。
東大の赤門の反対側の道路のちょっと入った路地にあります。
*****
なんと創業360年というから江戸時代からある金魚屋さんで、当時は大名や旗本などを相手に金魚を売っていたお店なんですって。
それが今では喫茶や食事もするようになったという不思議なお店。
行ってみました。
立派な金魚が水槽の中を泳いでいます。ここでは、釣りもできるそうよ。
金魚の写真を撮るのはすごく難しい。すぐに態勢を変えてしまうんですもの。
絵子ちゃんがみたらきっと喜ぶだろうなと思ってみていました。
ものすごく高価ならんちゅうとか、安い金魚もいました。
子供のころに着た金魚の柄の浴衣を思い出したわ。
こんな風にして養殖しているのです。
さて、レストランの店内は大正レトロといった雰囲気が漂っていました。
食事は煮魚や、刺身、夜にはいろんなコースもあるみたいです。
料理はちょっと高いのですが、お店の雰囲気を味わうにはいいのではないかしら?
食事のことはこちらのサイトをどうぞ。
壁やテーブルにはさりげなく、しゃれた小物や絵画が飾ってありました。
金魚にちなんだグッズもお土産に売っていました。
これはお土産に買ったガラスの一輪刺し。金魚が口を開けているの。
ちょっと夏向きだったわね。
東大の近くにこんな変わったお店があるなんて、全然知らなかったわ。
<つづく>
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4 件のコメント:
地震研究所にいらしたことがあるのですね!
私は、その前のグランドをはさんだ向かいにある研究所に出入りしていたことがあります。
懐かしいな。
この金魚のお店、少し前にテレビで見たお店かなぁと思うのですがー。
一輪挿しも素敵です~
これは何とも変った店ですね。
金魚屋さんでここまで多角経営をやっているところはないでしょうね。
金魚釣りも出来て、喫茶も食事もと、考えられる最大限の発展ですね。(笑)
へー、shiollyさんもあの構内にいたんですか。でも時代がだいぶ違いますけれどね。
そう、金魚坂のお店はTVに出て有名になったらしいですよ。お店の雰囲気がとてもよかったの。
諏訪ッチさん、このお店はそれ以上に多角経営なのよ。というのは、どういうわけか、葉巻を売っているの。おじいさんの時代に吸っていたような葉巻が立派な箱に入って売っていました。
不思議でしょ?
こういうお店が、普通の住宅街の細い路地にあるの。知る人ぞ知る、といった感じね。
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