上野めぐりん １ ＜蓮を求めて＞

ある人の写真に誘われるようにして、上野まで蓮の花を探しに行ってきました。

そう、上野の不忍池です。


池の真ん中にある八角形の弁天堂は、蓮の葉っぱで覆われているように見えます。
このお堂は江戸時代に建てられたそうですが、戦争で焼けてしまい、昭和３３年に再建されたものだとか。


ピンクの花がとてもきれいです。

真ん中にある黄色いものも、その周りにある蘂も、大きなひららひらの葉っぱも、みんな飾りものみたい。


不忍池の蓮は見事だとは聞いていましたが、池一面にこんなにたくさん咲いているとは思いませんでした。


小さなつぼみも可愛い。


私は、落雁のお菓子を思い出してしまいました。


先月、京都の東本願寺で蓮の花に出会いましたが、心なしか不忍池の蓮のほうが、色が濃いように感じました。


この日は、朝早く出かけたのですが、同じように蓮の花を写しにきたカメラマンがたくさんいました。朝日を浴びて、花びらが透けていてとてもきれい。

蓮は、見ているだけで人を幸せにさせる花のようです。

ちょっと遊んでみました。


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上野かいわいには、台東区が運営している１００円で乗れる循環バスが走っています。

「めぐりん」という名前で、上野方面ルート、浅草方面ルート、三ノ輪方面ルートの３種類あるそうです。
今回のお散歩は、そのバスにちなんで、「上野めぐりん」としました。

上野といえば、動物園や美術館で有名なところですが、今回のめぐりんは、上野でもあまり知られていないところのご紹介になればと思います。

私自身、半世紀以上も東京に住んでいて、おまけにかつては上野が本籍地だったのに、上野のことはほとんど知りませんでした。それが今回のお散歩で、知らなかった上野を発見することができました。

そんな感動もお伝えできればと思います。
「上野めぐりん」お楽しみに。