私が住んでいる市内に流れている野川。
春には美しい桜が咲き、一夜限りの桜のライトアップでも有名なところです。
この川の近くに、ちょっと古いビルがあります。
そこの一室にあった居酒屋さんが退去して、その後に、地元を活性化したいというグループ「調布企画組」▼が、みんなが利用できるお店として、リノベーションすることになりました。
以前は、床も壁もかなり汚れていたそうです。
新しいお店の名前はすでに決まっていて、「紗ら+(さらさら)」。
さて、壁や造作をリフォームするというのですが、業者に頼んでしまっては、「自分たちのものになった」という意識もあまりわかないので、地元の有志に声掛けをして、壁塗りなどを自分たちの手ですることになりました。
つまりリノベーションのワークショップということです。
コンセプトは、「みんなで作り上げて、みんなの場所になっていく」。
私もその声掛けに賛同して、ほんのわずかな時間でしたが、お手伝いをしてきました。
本物の建築業者(株式会社アラキ+ササキアーキテクツ)の方が、分かりやすく指導してくれました。
私が参加した時は、ワークショップの3回目でした。
15名ほどの有志がいました。
下ごしらえとしてのやすりかけ、下地(ミッチャクロン)を塗る、ペンキを塗る、という作業を割り当たえられました。
私はカウンタの係りでした。
初めはこんなふうに茶色のカウンターでした。
まず、やすりをかけました。
こちらのペンキを使いました。
刷毛で塗るところ、ローラーで塗るところがありましたが、適切なアドバイスのお蔭で、まぁまぁきれいに塗ることができました。
もう一度、二度塗りをするそうです。
こちらは、壁面担当のみなさんたち。
手つきもだんだんと進化しているようでした。
こちらは、入り口のドアを外して、ペンキを塗ったところです。
リーダーのNさんは、グラインダーを使って、ランプのカバーと奮闘されていました。
火花がすごかったです。
ランチタイムは、Nさんお手製のカレーでした。
前の日の深夜に作成されたというものでした。
これを野川まで運び、河原でお花見のようにして、シートを敷いて、みんなでいただきました。
ほんとうにおいしいカレーでした。
ピクルスや漬物もばっちりでした。
その後、私はホームヘルプのボランティアがあったので、午前中だけで失礼しましたが、午後も作業は続き、そして、その後、左官作業をして完成されました。
ここは来月の末ごろにはお披露目があり、地元の人たちが集まれる場所になるそうです。
みなさん、どうもお疲れ様でした。
こちら▼にリノベーション5回の様子が綴られています。
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