都立高校では、一般都民向けに公開講座を開いているというのを、ご存じですか。
高校の現役の先生が教えてくれる講座ですが、とても格安で良心的なのです。
私はこれまで中国語の授業や、テニスの実習などを受けてきました。
今回は、国語の先生の案内による「文学散歩」のコースを選びました。
指導役は都立六本木高校▼の国語の先生たちでした。
実は六本木高校では、風呂敷でおなじみのつつみ先生の講座もあったのですが、スケジュールが合わなくて全部出席できずに残念だと思っていたところ、同じ六本木高校でのこちらの講座を見つけて申し込みました。
「文学散歩」は2回だけの講座で、1回目は杉並コース、2回目は新宿・落合コースです。
雨の降る中、六本木高校まで向かいました。
地下鉄の六本木駅を降りて、華やかな六本木ヒルズを越えて、かなり歩いたところにありました。
六本木高校というのは、普通の高校ではなくて、不登校の生徒のための高校なのだそうです。
「チャレンジスクール」というそうです。
それで入学試験も面接と作文だけとのこと。
今は不登校の生徒が増えているので、倍率も2倍の人気のある高校だそうです。
玄関の水槽には、こんな生き物がたくさん並んでいました。
クラブの生徒たちが世話をしているそうです。
こちらは、今回使われるテキストです。
今回は受講生はとても少なくて、この日は4名だけでした。
それに付き添いの若い先生が二人いらっしゃいました。
まず簡単なお知らせがあった後、麻布十番の駅まで歩きました。
私は長いこと東京に住んでいるのですが、実は麻布十番は初めて。
いろいろなお店が並んでいて、楽しそうな町でした。
そして地下鉄に乗って、四谷経由で荻窪まで着きました。
私は荻窪生まれの荻窪育ち。
とても懐かしいところです。
それでも駅の周辺はまるで変ってしまって、驚くほどでした。
そしてここから文学散歩が始まるのでした。
(この項、続きます)
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