植物学の横山先生引率の元、京王線南平駅から住宅街を歩き、熊野神社経由でハイキングコースに入りました。
その後は延々と山道を歩きました。
「南平丘陵公園」という看板が立っていました。
入り口周辺はまだ低地で、アジサイがきれいに咲いていました。
だんだんと山道になってきました。
ゆっくりゆっくりと、足を踏みしめて登りました。
かなり急な道もありました。
「ひょうたん池」と呼ばれているところも通りました。
池は水がなくて、干からびていました。
こんな橋の上も通りました。
もっと急なところもありましたが、写真を写している余裕はありませんでした。
友人のカンカン▼は、重いカメラを持っていたので、歩くだけで大変そうでした。
この辺りは、南平丘陵の中でも「かたらいの路」▼と呼ばれているところでした。
南平と高幡不動の間を、多摩動物公園を経過して辿るコースです。
この辺りは、先生のお話によると、戦争中に国民の体力増強のため、歩け運動?が推奨されていたところだったという歴史があったそうです。
多摩動物園の近くですが、あまり知られていないところだと思います。
ところで多摩動物公園の歴史をちょっとまとめてみました。
第2次世界大戦の後、上野動物園の入園者数が増加し、第2の上野動物園構想が持ちあがりました。
そして戦後10年経ち、1955年(昭和30年)に、東京都多摩郡七生村から山林約28.7haが京王帝都電鉄株式会社の協賛を得て動物園用地として東京都に寄贈されました。
そして1958年(昭和33年)5月5日「東京都多摩動物公園」が開園しました。
ここは柵がないことを観覧の基本とした日本で最初の動物園です。
多摩動物公園は、私がまだ小さい子供の頃に開園したのですが、当時はまだ交通が不便でしたので、それほど人気はなかったようです。
その後、京王線に多摩動物公園駅ができ、またライオンバスが有名になったので、多くのお客さんが来場するようになりました。
さて、山道から下界を見渡せるところがありました。
眼の下を京王線が走っていました。
遠くには西武ドームのシルバーの屋根がキラキラと光って見えました。
この辺りを歩いてきたようです。
そして高幡不動の住宅街に辿り着きました。
この住宅街は自然に恵まれたところで、新しくて立派なおうちばかりでしたが、車がないと不便そうな場所でした。
この辺りで昼食休憩を取る予定でしたが、良い場所が見当たらず、結局そのまま高幡不動まで歩くことになりました。
(この項 続きます)
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「一日一句」
風光る「かたらいの路」山歩き
2 件のコメント:
かたらいの道と言うようなのんびりしたところは尾根散策なのに少なかったように思います。
体重減らさなくちゃと思いました。(笑)
多摩動物園は開園当時に家族で行った記憶があります。
広い敷地を利用した公園だったように思いますが、出来立てだったのか、行き道だったか
行ってからだったかすごい砂ほこりが舞っていたことだけ覚えています。
それ以来子供が小学生の頃だったかN君がいたので、遊びに行ったことがあります。
重いカメラ持参でのハイキング、お疲れ様でした。
多摩動物園には、開園直後に行ったのですね。
まだ出来立てのほやほやだったのでしょう。
私はあまり記憶がなくて・・・。
子供ができてからは、何回か行きました。
N君、今も活躍されているのでしょうね。
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