2023年5月18日木曜日

ちょこっと埼玉の川歩き

昨日は、友人の染物作品展を見るために、埼玉県の与野というところまで出かけてきました。

うちから会場のある南与野駅までは、JR埼京線を利用して行きました。

こちらにはコロナ以前も訪れていましたが、久しぶりに来ると、駅周辺の様子もだいぶ様変わりしていました。

少し早めに到着したので、駅周辺の川を探すことにしました。

南与野駅に掲示されていた地図です。この地図は、きちんと北が上に書かれていて、見やすいですね。

事前の情報では、南与野駅周辺には鴻沼川というのがあり、荒川水系の一級河川だそうです。

このあたりは江戸時代に水田が開発され、昭和の頃までは農業地域でした。ところが埼京線が走るようになると、住宅化や工業化が進み、そのため洪水がよく起こるようになった、というようなことが書かれていました。

とりあえず駅の東口に出ると、「鈴谷東公園」という緑の美しい公園がすぐに眼の前に広がっていました。幼児を遊ばせるため、近くの母親が自転車で乗ってくるような公園でした。


ちょっとした東屋もあり、木陰でおにぎりを食べるにも良さそうなところでした。

そしてその直ぐ側に鴻沼川はありました。

川の名前の隣には、可愛い黄色の花模様?がありました。


こちらの橋は「大戸橋」です。

なんとなく和食レストランの「大戸屋」を思い出してしまうような名前でした。

この先は川沿いに歩けるのか分からず、おまけに左足の具合がまだ完治していないので、無理をせずに埼京線の高架下まで戻ることにしました。


しばし歩くと、また小さな川の流れが見えました。

先程の鴻沼川と繋がっているのかと思いましたが、駅で見た地図を思い出してみると、ちょっと違うようでした。


ドブ川というよりも、かつては水田のために利用されていた用水でしょうか。
橋の向こう側には、鈴谷小学校が見えました。


少し歩くと、国道にかかる橋に出ました。通称は埼玉大通りというようです。
橋のそばには吉野家がありました。
この店内からは川がよく見られるかもしれませんが、ちょっと吉野家は一人で入る勇気がなくて、諦めました。


橋の上から眺めると、けっこう水量があるようでした。橋には名前はありませんでした。

鴻沼川とどのように繋がっているのか興味がありましたが、お昼時だったので、ひとまずランチにしようと思い、近くにあるコメダ珈琲店に行ってみました。


ところがすごい行列で、時間もかかりそう。

コメダは諦めて、近くにあるスーパー「ベルク」へ。
このスーパーは、埼玉県内で展開されているようです。

そこのパン屋さんでパンを買って、イートインコーナーで「焼き立てチーズたっぷりカレーパン」いただきました。


お味はまぁまぁ。

腹ごしらえもしたので、目的のカフェ・ラルゴに向かいました。

美しいバラが出迎えてくれました。

帰宅後、この川のことを調べてみると、南与野駅周辺には、並行して3本の川が流れているようです。


埼京線に一番近いのが「高沼用水西線」

真ん中を流れるのが「鴻沼川」

一番東側を流れているのが「高沼用水東線」

「こうぬま」の漢字が少し違いますね。

埼玉県の情報を見ると、高沼用水路は、見沼代用水西縁から取水して、JR中浦和駅の西側で、一級河川鴻沼川に注いでいる、とありました。全長約9.5キロだそうです。

高沼用水路ウォーキングマップというのがありました。
今回は南与野駅周辺をプラプラしただけですが、今まで知らなかった川や用水を歩くのも、ちょっとした発見があり、楽しいものです。

次のブログは、上の地図のピンクの四角で囲んだところで開かれた作品展の予定です。

続きはまたね。

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「一日一句」

田園の 名残り懐かし 彩の国


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