2025年7月21日月曜日

小平ふるさと村

 先日は、「小平ふるさと村」というところに意気込んで出かけたのですが、なんだか行動がすべて裏目に出て、あまり手応えがありませんでした。

最初のミスはバスの乗り違え。終点は同じなのですが、ルートが違うバスを選んでしまいました。まぁ、これはそれほど問題にはならず、目的地まで到着。

その次は、トイレ問題。国分寺の駅ビルでトイレを使用しようと思いましたが、長蛇の列。それで諦めて次のバスに乗ろうとしたら、目の前でバスはスーッと出発してしまいました。うーん、仕方なくまたトイレに戻りましたが、次のバスまでの空き時間がありすぎて、時間をつぶすのに苦労しました。

ようやく立川バスに乗りましたが、すぐ後ろに1歳児くらいの親子がいて、これがうるさい。おまけに「うんちが出た」とか騒ぐので、ほんと、困りましたよ。

そのまま小平に向かいましたが、下調べをしていたバス停は、停留所が置いてあるだけで実際はバスは止まらないところでした。仕方なく他のバス停で下車して、20分くらい炎天下を歩きました。

途中、鈴木用水というのが見えて、これはラッキーでした。前に出かけた鈴木新田の鈴木さんと関係があるのでしょう。


こんな説明板がありました。
この鈴木用水は享保14年に玉川上水から分水されたそうです。
飲水として利用されていたのですね。

ようやく延命寺というお寺に到着。ここは静かできれいに整備されていて良かったです。


延命寺はもともとは武蔵村山市にあったそうです。
享保18年、野中新田開発に際して、代官上坂安左衛門に願いを出して、引寺が許可されたそうです。

お寺はとてもきちんと整備されていました。

こちらはお地蔵さん。赤いよだれかけが、花のように見えました。

お寺の一角に神社もありました。「多摩野神社」です。


なかなか風格がある神社でした。

このようにお寺と神社がセットになっているのは、江戸時代の新田開発にはつきものの場所ですね。このあたりは野中新田で良いのかしら。

お寺の北側には大沼田用水の痕跡がありました。


竹林も美しかったです。

お寺の近くは、遊歩道のようになっていました。

この場所は、問題がなくて、良かったです。

そこをぶらぶらと歩いてようやく「小平ふるさと村」に到着。このあたりは木々が多いので、蚊にさされまくりました。

このふるさと村は無料のためか、小さな子供を連れた若夫婦が多いところでした。

江戸時代の農家が建っていましたが、うーん、現代人が暮らすのはちょっと厳しそうな場所でした。中は真っ暗。冬は寒そうな場所でした。

子供向けのイベントはありましたが、大人にはちょっと物足りないかな。それでもパンフレットや地図などをいただけたのは良かったですが。

仕方なくまた炎天下を歩いて、昭和病院という所のバス停に行きました。

バスの便数がとても少なくて、病院内のコンビニで仕方なく時間つぶし。

ようやくバスに乗り、なんだかんだで国分寺、府中経由で自宅に戻りましたが、収穫はあったのかなかったのか、よく分かりませんでした。

それでも事故にも遭わず、転倒もしなかったので、これで良しとしましょう。

こういう場所は、あまり期待しないで出かけたほうがよいのかな、とも思いました。

まぁ、シルバーパスであちこち無料で出かけられるのは、ラッキーですね。



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