今日は市内の図書館が全部、休館だったの。
仕方がないので、DVD屋さんに行って、レンタルしてきたのがこれ。
小松左京の「日本沈没」の草薙剛バージョンです。
去年くらいに上映されたのかしら。
この本が元々、出版されたのは、1973年というからもうなんと35年前になるのよね。
そのとき本は読んだけれど、映画は見ていなかったの。
その当時はね、私は火山や地震を研究する研究者たちのお世話をする団体で仕事をしていたはず。
だから「日本沈没」の本も真っ先に読んだのだと思うわ。
映画が製作されたときは、仕事の関係の先生が監修にあたっていた記憶があるわ。
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草薙バージョンは、現代の日本が舞台。
神戸大震災のときに子どもで、そして大きくなったのが芝咲コウの役。
今は東京消防庁のレスキュー隊員という設定。
政府関係者は石坂浩二が総理大臣というのは、割と似合っていたみたいだけど、大地真央も大臣というのは、なんだか変な感じ。
おまけに大地真央と離婚した地球物理学の科学者が豊川悦司というのも、なんかおかしかったな。
ま、映画だからいいんだけどね。
それにしても、地震や津波、地割れのシーンは、CGだとは分かっていても、この前の中国地震や東北の地震が起きたばかりだから、思い出されて、やはり怖かったわ。
こんな大きな災害が起きたら、どうしたらいいのかしら。
日本が沈んでしまうなら、逃げても仕方がないのよね。
6 件のコメント:
この映画、聞いたことはあります。
日本が舞台の災害の映画は、怖くて見られません(涙)
デイ・アフター・トゥモローと云う映画も怖かったです・・・が、ちょっと白々しかったかな。
日本はあっけなく破壊されてましたけどね(笑)
昔のゴジラの映画などで、東京タワーが踏み潰されたり、国会議事堂が倒れたりするsシーンは笑えるけれどね。
この映画の中で京都のお寺が崩壊するシーンなどは、いい気持ちはしなかったわね。
でも富士山が噴火しないで終わったので、少しはほっとしました。
私も大分前に読みました。
あまり良く覚えていないのですが、
何処にいてももうだダメだというような
虚無的な感情を抱いた気がします。
映画は自分のイメージを根こそぎ壊される事もあるし、反対に自分のイメージよりグーンといい場合もありますね。こんなにも解釈が
違うんだと目から鱗の場合も。
蘭さん、この映画を作った人は娯楽映画のつもりで作ったのかもしれないけれど、現実があまりに厳しいので、かえってリアルなものになってしまったのかもね。
私の場合、だいたいにおいて小説より映画が良かったということは少ないので、あまり映画化されても見ないことが多いのです。
でもこれはオリジナルの本がもう35年前だから、時効かなと思って見てみました。
私は、SFっぽいのが苦手なので、本も読んでないし、映画も見てないの。で、エラソーなことは言えないんですが。
でも、海に沈むのが時間の問題という島が、今は実際あるんですよね。かつてのSFが、今は現実になりつつある?
マサさん、「日本沈没」は水位が上がって沈没するといよりも、日本が地震や火山によって分断されてしまう、というストーリーです。
フォッサマグナのところで分かれたり、あちこちで亀裂が生じるという話。
南極の氷が溶けて、太平洋の水位が上がり、水没の危機に瀕している島がありますね。
現実のほうがSFよりはるかに進んでいるようです。
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