これは市内で伝統文化の活動をしている団体が集まり、日頃の成果の発表と交流の場でした。
私の知人も日本舞踊で舞台に立つ、というのでちょっと見てきました。
市のホールを貸し切って、大々的な催しでした。
登場したのは、日本舞踊をはじめ、三味線、尺八、お琴、生け花、百人一首などの団体でした。
知人の日本舞踊もとても色気があって素敵でしたが、こういう時はやはり子供が注目されますね。
10歳くらいの男の子が袴姿で踊った「黒田節」は、とてもかっこよかったですね。
とくに11歳8か月という、まだ赤ちゃんが登場したときは驚きました。
ちゃんと衣装を着けていました。
後ろにお母さんか、あるいは先生が立って、手を動かしていましたが、ちゃんとおじぎもするし、立派なものでした。
(舞台は照明の関係で、残念ながら、撮影がうまくできませんでした。)
百人一首は学校の先生たちが中心になって活動しているそうですが、普通は100枚一度の札を並べるのですが、これは20枚ずつにしていたので、子供たちもすぐに覚えてしまうというものでした。
また上の句と下の句の覚え方も独特で、これならすぐに覚えられそうだと思いました。
こうやって百人一首をゲームのようにして楽しむのもいいものだと、感心しました。
こちらはロビーに飾ってあった生け花(草月流)でした。
小さい子供でも、色彩感覚が優れていますね。
私が小さい頃は、お稽古事をするのはお金持ちの子供くらいでしたが、今はみんな水泳やピアノなどを習っていますね。
そんな中で、日本文化のお稽古事をするというのは、親の意見が強いとは思いますが、小さな子供たちが楽しそうにやっているのは、いい感じでした。
途中で失礼しましたが、この後も体験学習など、いろいろあったようです。
三味線や尺八などに触れてみて、それがきっかけで楽しさが発見されるのもいいですね。
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この日の装い。
発表会の皆様方に敬意を表して、ちょっときちんと感のある西陣帯を締めてみました。
モダン着物小物「梅屋」▼の帯です。
元の帯はかなりロングサイズだったのですが、それを私サイズに短く仕立て直していただきました。
おかげでとても締めやすくなりました。
着物はベージュの大島ですが、他の帯を組み合わせると、なんとなくぼんやりとした感じだったのですが、この黒×金の帯で、ぴりっとしまったような気がします。
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