この倶楽部は、ふだんは川崎市内の古民家などでお茶飲み会をしているのですが、今回は巣鴨までの遠足でした。
JR巣鴨駅で待ち合せて、部長のMさん引率のもと、ぞろぞろとピザ屋さんまで。
「Piazza Sugamo」というイベントが開かれていました。
もちろん、みなさん、着物姿です。
あまり広くない店内は、着物姿の女性たちで超満員でした。
すごい熱気でした。
「千の月」さんの半襟や、洒落水引のアクセサリーや半巾帯もありましたが、人だかりがしていて、品物がよく見えないほどでした。
私が注目したのは「ツヅクキモノ」▼というお二人の和裁士さんでした。
まだお若いのに、和裁歴10年というベテランさんでした。
和裁の注文を待っているだけではなく、このようなイベントにも参加しているそうです。
お裁縫の腕を生かして、小さなアクセサリーの手仕事をされていました。
簪など、とてもかわいいものばかり。
その場でワークショップも開催しているというので、帯留め作りに挑戦してみました。
銘仙を細長い紐状に縫ったものを、まずは鎖編みの要領で手で編みました。
そして形をまとめて、裏に帯留め用の金具を付けたのがこちら。
そこに缶バッヂを付けてみました。
黒地にピンクの模様をV字型に入れた端切れで、その場で作っていただきました。
モデルは部長のMさんです。
なかなか良い具合でしょう。
出来上がった帯留めは、専用の紙袋に入れてもらいました。
消しゴムはんこで作ったという、お手製のロゴマークが可愛らしいですね。
他にも、和の布でできたスカーフも買ってみました。
下の写真にあるものです。
裏がボアになっているので、暖かいのです。
お買い物も一段落して、みなさんと店先で記念撮影。
私は先ほどのスカーフをしていますが、髪の毛がボワボワでみっともないですね。
この日は雨も予想されていたのですが、なんとか雨にも合わずに良かったです。
この後は、せっかく巣鴨まで来たというので、「おばあちゃんの原宿」まで足を延ばしてみることにしました。
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この日の装い。
雨に濡れてもよいように、市松の大島紬です。
季節限定の椿の帯を締めましたが、写真で見ると、かなり白いお花の部分が目立ちますね。
この時は、鉄紺の帯揚げは目立たないように使ってみました。
着物がくしゃくしゃなところは、見ないようにしてください。
(この項、続きます)
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