「わーと」というのは、「和」と「ART」を組み合わせた造語だそうです。
新しい和の文化を目指しているようでした。
かなり大掛かりな組織で運営されているようで、多くの着物業者、着物雑誌、着付け師さんたち、そして宝塚もが、まとまって活動されていたようでした。
たまたま、地下鉄の日本橋三越駅に着いたとき、facebookの友人であるSさんから、「私もこれから行きます。MIXIのお友達も一緒です。」という連絡をいただき、それならご一緒しましょうということで、4人揃ったところで会場に入ることにしました。
初対面の帽子にブーツ姿の「キャンディ」さんと、ハンドルネーム「はげ」さんと、右はSさん。
このような竹をくりぬいて作られた明かりの中を通って、会場に向かいます。
幻想的ですね。
可愛いイメージガールのお人形さんがお出迎え。
会場には200体という着物姿のマネキンが林立していました。
いちだんと華やかだったのは、宝塚の着物姿でした。
女役はもちろん、男役も細い帯を締めて、とても目立っていました。
豪華な訪問着もずらり。
こちらはふだんの着物。
すっきりとした美しい着物がたくさんありました。
花嫁衣装もありましたが、写真を撮り忘れ。
男性のこんな衣装もありました。
長襦袢をシャツにしたのでしょうね。
こちらは外国のイメージを元にしたコーナー。
リトアニア、ブラジル、南アフリカ共和国など6か国の展示がありました。
どれもカラフルな着物になっていました。
会場にはあまりのたくさんの着物が並んでいて、おまけに照明が明るくなったり暗くなったりするのがちょっと、落ち着かなかったですね。
ということで休憩コーナーでちょっと一休み。
金屏風の前でおすましです。
コーヒーやクッキーもありましたが、私は広島の「レモン酒」というのをいただきました。
ちょうど、神田祭も行われていたので、こんなはっぴ姿のお客さんもいらっしゃいました。
こちらは、帯作りの先生の作品と並んだSさん。
アンティークな着物と、手作りの帯が素敵でした。
もちろん、Sさんの帯もお手製ですよ。
最近は帯を仕立てる時間も短くなって、腕が上がってきたそうです。
こちらは、私が持っているのと同じ赤い麻の葉模様の半巾帯を締めたお人形さん。
こうやって使うといいのですね。
壁際には、百色に染められた反物がかかっていて、見事なニュアンスを醸し出していました。
「絹のナイアガラ瀑布」だそうです。
微妙な色の違いが楽しめました。
また着物の展示には、着物や帯の価格が明記されていていて、良かったですね。
また着付け師さんのお名前も入っていて、着付けをされたご苦労も吹っ飛んだのではないでしょうか。
竹のお茶室もありました。
会場の外では、和小物やリサイクル着物の販売もあり、賑わっていました。
このイベントは9日間開かれていて、たくさんのお客様も来場されてようです。
多くの人に楽しんでもらい、主催者の皆様もほっとされたことでしょう。
ただひとつだけ注文を出すとしたら、いかり肩のマネキンはちょっといただけなかったですね。
せっかくの柔らかい着物が、ごっつく感じられました。
私自身は特になで肩なので、こういう体型のマネキンがずらりと並んだ風景には、違和感を感じてしまいました。
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この日の装い。
名古屋の大須にある「コメ兵」で買ってきた激安着物です。
紅花のような紬ですが、本物かどうかは分かりません。
帯は、銀座の「かわの屋」さんで買った名古屋帯▼。
かなり柔らかい素材です。
白い丸の模様を出すところを背中の上の方にしたので、なんだかランドセルを背負っているみたいですね。
模様は、もう少し下にしたほうが良かったかもしれません。
2 件のコメント:
としちゃん、さっそく帯締めたんですね♪とても素敵ですよ。真っ黒じゃないところが魅力的です。ランドセルには見えないですよ(笑)
kimono熱さん、さっそく使ってみました。
手先をだいぶカットしたのですが、たれの方も長くて、それで柄が上の方に行ってしまいました。ランドセルでなくて、額縁かな?
微妙な色はよいですね。
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