コロナ禍になって足が遠のいていた歌舞伎でしたが、昨日、久ぶりに見てきました。
国立劇場の「義経千本桜」です。
今回は歌舞伎鑑賞教室でしたが、なんともう100回も行っているそうです。いつもは高校生の団体とかち合うことが多かったのですが、今回は日曜日ということで、普通のお客さんだけでした。
最初に若手の中邑種之助さんの解説がありました。とても張りのあるお声で、分かりやすく説明されていました。
お芝居は「義経千本桜」の中の「河連法眼館の場」でした。以前、4代目市川猿之助さんの源九郎狐役で見た記憶があるのですが、今回は中村又五郎さんという役者さんでした。
狐の姿になり、飛んだりはねたり海老反りになったりと大活躍でしたが、プロフィールを見たら、なんと65歳でしたよ。ご立派です。親狐を思う子狐役が良かったですね。
義経も凛々しかったし、静御前もきれいでした。
実はこのお芝居には、地元の市民歌舞伎を長年ご指導されている中村梅花さんが出演されているので、興味があって見に行ったのです。法眼の奥方役でした。
休憩時間には、写真撮影スポットに行ってみました。
紅葉を背景にして写してもらいました。
こちらは桜の場面です。
もう一か所、梅の場面もありました。
コロナ対応のイラストが可愛らしかったです。
国立劇場には、行きは地下鉄の半蔵門駅から歩きましたが、帰りは都バスで四谷駅まで行ってみました。これはシルバーパスが使えるので無料なのです。
たまたま途中で車椅子の方が乗車してきましたが、真ん中にある出口から乗るのですね。運転手さんがテキパキと対応していて、気持ちが良かったです。
四谷駅の風景。
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この日の装い。
水色と緑色の斜めストライプの絽の着物。だいぶ前に、骨董市で薦められました。
帯はベージュっぽい夏帯。
外の気温は33度くらいあったようですが、劇場は冷房が効いていたので、着物でちょうど良かったです。
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一日一句
真夏日に 静御前の あでやかさ
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