2021年10月28日木曜日

暖かい日でした

10月28日は、それまでの肌寒くて小雨の日々とは異なり、よく晴れてとても暖かい一日でした。

昼頃に、埼玉に住む娘がやってきました。コロナのため、ずっと会えなかったので、我が家に来たのは2年ぶりくらいでしょうか?

母を見送るためでした。

娘は母とは数年間一緒に住んでいましたし、二人でカナダへ行ったこともあるのです。

一緒に昼ごはんを食べて、久しぶりのおしゃべりを楽しみました。なんとこの半年で10キロほど痩せたようです。それまで太り過ぎで心配していたのですが、よかったです。

そして黒い服に着替えて、火葬場へ向かいました。

ここはお隣の府中市にあります。

22年前には父もここで火葬しましたが、ずいぶんと、きれいになっていました。

しばらく待っていると、霊柩車で母が運ばれてきました。

その棺には、私が書いた「元気でね」という額を入れました。あの世へ行っても元気で過ごしてほしいという願いです。

また、カナダに住んでいて、来日できない妹との写真も入れてあげました。

そして私が花屋で選んだお供えの花束も、胸の前に置いてあげました。

炉の前でお別れをして、そして焼いてもらいました。

待っている間、お隣りにある多磨霊園のお庭を散歩してきました。

40分ほどで呼ばれました。今は短時間なのですね。

お骨は年の割にはとてもしっかりとしていて、骨壺に入りきれないほどたくさんの量がありました。係の方が、上からギューギューと押していたほどたくさんあったのが意外でした。

母は大昔から、「葬儀は不要」と言っていたので、この火葬のみで終了しました。

骨壷を持っていったん家に戻り、夫と娘と3人で、ビールで献杯しました。

その後は「本日開店」というチラシが新聞に入っていた寿司屋へ行き、夕食としました。

外食をしたなんて、いつ以来のことでしょう。

タッチパネルには、ネタのカロリーやアレルギーなどの表示まであり、びっくり。

美味しくいただきました。



とても暖かい日なので、助かりました。暖かい日を選んでくれて、お母さん、ありがとう。

コロナでずっと会えなかった娘とも会えたし、おいしいお寿司もいただけたのも、母のおかげです。

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一日一句

秋日和 大きく立派な 母の骨



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