2022年11月30日水曜日

好きなことを続ける彼女たち

このところ、立て続けに魅力ある展示会に伺う機会がありました。

まずは食器作家の大場紀穂子さん。楽しい和食器を作り、大手デパートで展示販売をされています。

お話を伺うと、最初のきっかけは陶器づくり体験だったそうです。その後、伊万里の専門学校で学ばれて、プロとして活躍されています。

干支の動物を描いたものや、夢のある絵画が食器の上で踊っていました。どれも、見ているだけで楽しい。

私は彼女の作る豆皿や、ちょっと小ぶりの皿を愛用しています。このお皿に乗せると、普通の料理も美味しそうに見えるのです。


こちらは会場の日本橋高島屋デパートの大きなクリスマスツリー。さすがに豪華でした。


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お次は、組紐のこうのゆみさん。今回は西荻窪の一欅庵で開催された「和の暮らし展」に出展されていました。


普段使いや、ちょっとオシャレをしたい時のための帯締めを作っていらっしゃいます。道明の高貴な帯締めも素晴らしいのですが、彼女の組む組紐は模様や色使いがとても可愛らしくて、私は気に入っています。

こうのさんは、青山の教室でも組紐を教えていらっしゃいます。

今回は帯締め以外にも、指ぬきや草履の鼻緒などの作品も展示されていました。

会場の一欅庵の飾り付けの様子です。


レトロムードのある小部屋。


素敵な玄関。


お庭も、美しく色づいていました。


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そして、このたび、初めてちぎり絵の個展を開いた手塚和美さん。

私よりもちょっと先輩ですが、お若い時は新聞社で働き、その後も編集の仕事を続けていらっしゃいました。

10年ほど前から絵手紙を趣味とされていて、そこから発展して、ちぎり絵の展示会を開催されました。

たくさん集めた新聞のチラシ広告を使い、思いを一言添えた作品は、日常生活にしっかりと根を生やしたものだと思います。

とくに野菜や花などを扱った絵は素晴らしく、多くの方の喝采を受けていました。

こちらは絵手紙です。

会場の喫茶店。



どの方も、ご自分のお好きなことを続けてきた結果なのでしょうね。

続けていくうちに、その面白さにはまり、多くの方に夢と希望を与えるような展示をされるようになったのだと思います。

現代に生きる女性のお手本ともなるような方たちの展示会に参加することができて、よい刺激になりました。充実した時間を過ごすことができました。

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「一日一句」

伝えたい 私の好きを 十一月

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