今回はふだん、あまり出かけたことのない地域にお邪魔しました。
まずは西武新宿線の田無駅で下車して、ミニバスに乗り込むために全速力で駅構内を走り抜け、花小金井行きの「花バス」に間に合いました。
新青梅街道あたりをぐるぐる回って、「多摩六都科学館」▼で下車。廻りは野菜畑などもチラチラ残っている地域でした。
ここの科学館はプラネタリウムが有名なところのようです。せっかく遠くまで来たので、ちょっと見学しようと思ったのですが、チケット売り場には休日のせいもあり、親子連れがわんさかと並んでいたので、諦めました。
この建物のお隣には「スカイタワー西東京▼」というのっぽの塔がありました。以前、小平市役所から眺めたタワーです。電波塔で、高さは195㍍あるそうです。1989年にできたので、かなり古いのですね。一般には開放されていないそうで、ちょっともったいない。
実は、私の目的地はこの建物ではなくて、道路の反対側にある神明神社というところ。
道路の両端には木が垣根のように並んでいて、静かな場所でした。
まさか、熊は出ないですよね。ちょっと気になりました。
ここはかつて柳久保新田の鎮守のようでした。柳久保は、柳窪とも書かれます。
かなり小ぶりな神社で、説明がないので分かりませんが、ネットには「柳久保新田(柳窪新田)の開発に際して元文元年(1736)に創建」と書いてありました。
「元文元年創立と伝わる。徳川幕府享保、元文年間武蔵野の新田開発を行うにあたり、玉川上水をこの地に引き、柳窪新田を開発した。」と北多摩神社誌に書かれているそうです。
近くの道路の交差点には庚申塚もありました。
庚申塚とは、60日に1回やってくる庚申の日の夜、眠っている人の身体から虫が出て、その人の罪を天帝に報告するという道教の思想から来たそうです。
そこで人々は庚申の夜には、儀式や宴会をして過ごしました。江戸時代中期から盛んになったとか。
この庚申塚は明和元年(1764)に作られ、「天下太平、万民快楽」と書かれているそうです。また道標の役割もしていたとか。
ということで、さてこれからどうしようかと考えましたが、花小金井駅まで歩いてみることにしました。
(この項、続きます)

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